冷房をつけても汗で目が覚める…夏の寝汗の解決策【睡眠専門医監修】
※提供:あんしん漢方
冷房をつけ、寝具も夏用に替えたのに首元や背中の汗で目が覚める。
汗が気になってしっかり眠れず、翌朝はぐったり……。
そんな寝汗のお悩みを「夏だから仕方ない」と我慢していませんか? 夏の寝汗には室温や湿度だけでなく、更年期に起こりやすいからだの変化が関係している場合もあります。からだの変化に着目し、朝まで心地よく休める方法を探しましょう。
夏の寝汗は「暑さ」だけが原因とは限らない

暑い夜に、体温を下げるために汗をかくのは自然な反応です。ただ、冷房を使っても急に上半身が熱くなる、汗で何度も目が覚める、日中にもほてりや発汗がある場合は、更年期の変化が重なっている可能性があります。
更年期になると女性ホルモンが減少し、自律神経が乱れやすくなります。自律神経はからだのさまざまな機能をコントロールしており、自律神経が乱れると発汗機能も乱れがちに。その結果、寝汗をかきやすくなります。
自律神経はストレスや不規則な生活などによっても乱れるため、「暑さのせい」と決めつけずにからだの内側にも目を向けてみましょう。
寝汗につながるNG習慣

寝苦しい夜を乗り切ろうとして行っている習慣が、かえって寝汗につながることがあります。
たとえば、冷房の切タイマーを短時間に設定すると、運転が止まったあとに室温や湿度が上がり、暑さで寝汗をかきやすくなります。
「自分が我慢をすればいいから」と、電気代を気にして冷房を短時間で切れるようにしていませんか?
室温が高くなると寝汗だけではなく睡眠の質の低下を招き、疲れやすさや倦怠感などの不調につながりやすくなります。
ただし、冷房を強くしすぎて厚い布団をかぶるのも、寝床の中に熱や湿気がこもる原因です。自分のからだをいたわるためにも、冷房を適度に活用して睡眠環境を整えましょう。
また、寝つきをよくするための寝酒は、深い睡眠を減らして中途覚醒を増やすことがあります。夕方以降のコーヒーや緑茶、チョコレートなどに含まれるカフェインにも覚醒作用があるため、寝汗で目が覚めやすい時期は摂る時間を見直すことが大切です。
漢方では寝汗を「気」「血」「水」の異常と捉える

漢方では、寝汗を単に「暑さで汗が増えた状態」とは考えず、気・血・水や寒熱、虚実のバランスから捉えます。
寝汗は、生命エネルギーとされる「気」が不足した「気虚」と関係する場合があり、疲れやすさやだるさを伴い、汗が漏れ出るように現れると考えます。気虚の場合、食欲不振や倦怠感などの夏バテのような不調があらわれるのも特徴です。
一方、ほてりや手足の熱感、不眠などを伴う寝汗は、全身を滋養する「血」や、からだを潤して熱を鎮める「水」が不足した「陰虚」の状態として捉えることもあります。 夏は汗によってからだが水分不足になりやすい時期。とくに、慢性的な体調不良や、夜型の生活などで陰虚になりやすい傾向があります。
繰り返す寝汗には漢方薬を活用する選択肢も

更年期の寝汗を改善するには、漢方薬も選択肢のひとつです。同じ寝汗でも適する漢方薬は一人ひとり異なります。「寝汗だけ」を見て選ぶのではなく、ほてりや冷え、眠りの質、気分の変化など、からだや心全体の状態や体質を踏まえて、自分に合った漢方薬を選びます。
漢方薬が気になっている人のなかには、自分に合うものがよく分からずなんとなく選んでいるという人もいるのではないでしょうか? 漢方薬は自然由来の生薬でできており、からだに優しいイメージがあるかもしれません。しかし、薬である以上副作用に注意が必要です。
漢方薬を安全に服用するには、自己判断で選ばず、漢方薬に詳しい医師や薬剤師などの専門家へ相談することが大切です。服用中の薬や持病によって注意が必要な場合もあるため、現在の状態をきちんと伝えましょう。
忙しくて通院の時間を取りにくい場合は、オンラインサービスの利用など自分が相談しやすい方法から始めるのもひとつの選択です。
あんしん漢方ではスマホひとつでいつでも・どこでも医師や薬剤師のサポートのもとで漢方薬の提案を受けられます。漢方薬は自宅へ配送され、服用中の疑問や飲み合わせについての相談も可能です。
「夏だから仕方ない」と毎晩我慢する前に、一度専門家に相談してみませんか?


