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【セルフチェック】3つの“めまいタイプ”と整え方を漢方薬剤師が解説

更年期

※提供:あんしん漢方

「朝、ベッドから起きた瞬間にクラッとする」

「スーパーの棚を見ていると、足元がふわふわする」

ふとした瞬間にめまいが起きることが増えると、「更年期だから仕方ない」と思いながらも外出先で倒れたらどうしようと不安になりますよね。更年期のめまいは女性ホルモンのバランスの変化以外にも、さまざまな原因によって引き起こされます。

めまいに振り回されないために、自分に合ったケアを取り入れるヒントを紹介します。

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めまいの原因はさまざま

更年期は、女性ホルモンの分泌が大きく揺らぎながら低下していく時期です。その影響で自律神経が乱れやすくなり、ほてりや発汗、動悸などとともに、ふわふわするようなめまいや立ちくらみを感じることがあります。

さらに、仕事や家事で忙しい日々を送っていると睡眠不足や疲労、ストレスなどによっても自律神経が乱れがち。その結果、めまいが起きやすくなることがあります。

また、自律神経の乱れ以外にも、耳の病気をはじめ、貧血や脱水、心臓や脳の病気など、さまざまな原因が考えられます。繰り返す場合や日常生活に支障が出ている場合は、「更年期だから」と決めつけず、まず医療機関で原因を確かめることが大切です。

大きな病気がない状態であっても、めまいだけでなく、冷えやむくみ、疲れやすさなど複数の不調が続くことも少なくありません。その場合は、全身のバランスが乱れていることが背景にある可能性があります

漢方医学では、めまいを「気・血・水」の乱れから考える

漢方医学では、「気・血・水」が過不足なく全身を巡ることで、からだのバランスが保たれると考えます。めまいもひとつの原因だけでなく、余分な水分の停滞や、からだを動かすエネルギーの不足、気(き)の流れの乱れなどが重なって現れるものとして捉えます。

頭が重く、むくみやすい「水滞タイプ」

「水滞(すいたい)」は、からだに余分な水分がたまった状態です。水滞になると、頭が重い、ふわふわするといった症状以外に、むくみやすい、雨の日に調子を崩しやすいといった傾向があります。

水滞を改善するには、体内の水分の巡りをよくすることが大切。水分を控えるのではなく、こまめに水分補給し、適度な運動や入浴で血行を促進し、水分の巡りをよくしましょう。

めまいのほかに、口の渇きや尿量の減少、むくみ、頭痛などを伴う場合には「五苓散(ごれいさん)」、動悸やのぼせを伴う場合は「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」といった漢方薬がおすすめです。

疲れるとフラッとする「気虚・血虚タイプ」

「気虚(ききょ)」は、からだを動かすエネルギーである「気(き)」が不足した状態、「血虚(けっきょ)」は、からだに栄養を運ぶ「血(けつ)」が不足した状態です。

気虚や血虚になっていると、疲れやすい、食欲がない、顔色がすぐれない、冷えやすいといった不調とともに、立ち上がったときのふらつきやめまいを感じることがあります。

この場合は気や血を食事で補うことが大切。食事を抜かず、肉や魚、卵、大豆製品などのたんぱく質を主食や野菜と組み合わせ、バランスよく摂ることを心がけましょう。疲れている日は無理に運動せず、温かく消化のよい食事を選び、十分に休むことも効果的です。

胃腸が弱く、食欲不振や足の冷え、雨の日の頭痛を伴うといった気虚の状態の場合には「半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)」がおすすめです。血虚の状態で、めまい以外に冷えや貧血、むくみなどを伴う場合は「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」が用いられることがあります。

のぼせや動悸を伴う「気逆タイプ」

本来は全身を巡る「気」が上半身へ突き上がるように乱れた状態を「気逆(きぎゃく)」といいます。

気逆の状態では、急に顔が熱くなる、動悸がする、イライラや不安感とともにクラッとするといった傾向があります。

気逆の改善には心身を休めてリラックスさせることが大切。睡眠不足や過労を避け、入浴や軽いストレッチなど、緊張をゆるめる時間を意識的につくりましょう。

ふらつきや立ちくらみに、冷えのぼせや肩こりなどの血行不良を伴う場合は「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」が用いられることがあります。また、疲れやすさ、ホットフラッシュ、精神的な不安やイライラなど、更年期のさまざまな不調が重なっている場合には「加味逍遙散(かみしょうようさん)」がおすすめです。

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めまいを我慢せず、自分に合う整え方を見つけよう

めまいは更年期に多くみられることがある一方で、その背景にある原因は人によってさまざまです。大きな病気がないことを確認したあとは、無理なく続けられるセルフケアを生活のなかに取り入れて、からだの内側から整えることを意識してみましょう。

あんしん漢方では、漢方に詳しい医師や薬剤師が、体質や症状をもとに一人ひとりの状態に合わせた漢方薬を提案します。医療機関を受診するほどか迷っている方や、市販の漢方薬を自分で選ぶことに不安がある方にも利用しやすいサービスです。

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中田早苗

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 中田 早苗 薬剤師。認定運動支援薬剤師。就実大学薬学部卒業。病院薬剤師として約7年間勤務後、漢方薬局で2年間勤務。ファスティングマイスターとして100名以上のファスティングをサポート。TiktokやInstagramでファスティング・美腸を普及する活動も行っている。

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