眠るたびに“ととのう”掛け布団?「まさに、沼。」がもたらす“快適睡眠”の秘密とは?
現代人の多くが抱える「睡眠の質」という悩み。「寝つきが悪い」「途中で目が覚めてしまう」「寝ても疲れが取れない」など、日々の忙しさに追われて無意識に休むことを後回しにしている方は少なくありません。
そんななか、SNSでも話題を集めているのが、タンスのゲン株式会社が開発された掛け布団「まさに、沼。」です。今回はその開発背景やこだわりについて、広報担当の森重さんにお話を伺います。
ユニークな名前の由来

__「まさに、沼。」というユニークな商品名が印象的ですが、そこにはどんな意味が込められているのでしょうか?
「じつはこの名前、お客様からの『一度使うと抜け出せなくなるほど心地よい』という感想がきっかけで生まれました。開発当初から目指していたのは、寝心地のよさを科学的に、そして感覚的に追求することです。
ただ暖かい、軽いというだけでなく、『心地よく包まれる感覚』を何より大切にしました」(森重さん/以下同)
素材への徹底したこだわり

__まさに、名前通りの“沼”ですね。とくにこだわられたのはどの部分なのでしょうか?
「『繊維の構造』です。私たちが独自に開発したDHN(Double Helix NUMA)綿は、通常の繊維が1重のらせん構造であるのに対し、2重のらせん構造を持っています。
これによって、まるで生きているかのような弾力と、やわらかく滑らかな肌あたりを実現できました。さらに、繊維の長さを通常の2.5〜3倍にあたる150mmにすることで、しなやかでまとわりつくような包容感を生み出しています」

軽やかさとフィット性の実現——機能性の追求
__寝具というと、夏場のムレも気になりますよね。
「調温・調湿にも徹底的にこだわりました。『冬は暖かく、夏はムレにくい』という快適さを両立させるため、密度の高い50D高密度ニット生地を採用しています。触れた瞬間に分かる“なめらかさ”と、極細繊維ならではの“吸放湿性”を兼ね備えているのが特徴です。
また、縫製にジャンプキルト加工を施すことで、生地と中の綿が持つやわらかさを最大限に引き出しました。その結果、羽毛布団のような軽やかさと、まるで身体にそっと寄り添うようなフィット感が生まれました」
「肌に触れた瞬間の幸福感」お客様からの喜びの声

__開発にあたり、印象に残っているお客様の声はありますか?
「とくに嬉しかったのは、『この布団に変えてから、夜が楽しみになりました』というお言葉です。ほかにも、『朝までぐっすり眠れたのは久しぶり』『肌に触れた瞬間の幸福感がたまりません』といった感想もいただきました」
__睡眠そのものが“楽しみ”になるというのは、とても前向きな変化だと思います。「寝ること=整えること」という発想は、これからのライフスタイルには欠かせないものになりそうです。
「私たちは『まさに、沼。』を寝具という枠を超え、“心地よい生活習慣の一部”としてご提案しています。1日の終わりに心がほぐれる時間を持つことが、翌日の活力にもつながると思っています。
忙しい毎日の中で、睡眠はどうしても後回しにされがちです。しかし、睡眠こそがもっとも重要な自己投資ではないでしょうか。『まさに、沼。』が、そんな“自分をいたわる時間”を持つきっかけになればと願っています」
眠りの時間を豊かにするきっかけに
タンスのゲン株式会社の広報担当の森重さんにご協力いただき、タンスのゲンのヒット寝具「まさに、沼。」の開発経緯をお伺いしました。
今回お話を伺って感じたのは、タンスのゲンの「ものづくり」が製品開発に留まらず、“人の暮らしに寄り添う哲学”に基づいていることを強く感じました。
「まさに、沼。」というユニークなネーミングの裏には、確かな技術と使う人への想い、ユーザーのリアルな声が息づいています。眠りの時間がもっと好きになる──そんなきっかけを求めている方に、ぜひ一度手に取っていただきたい逸品です。
<取材協力先>
タンスのゲン株式会社
担当者:森重様
本社所在地:福岡県大川市大字下林310-3
企業公式サイト:https://www.tansu-gen.jp/
<取材・編集>
健タメ!編集部


