寒さで悪化しやすい【痔】漢方薬“乙字湯”の実力!臨床データで明らかに

症状別の漢方

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寒くなると、おしりのトラブルが悪化する――。痔に悩んでいる方の多くが、冬場になると「痛みが強くなった」「出血が気になるようになった」と感じています。

排便のたびに不安になりながらも、「恥ずかしくて病院に行きづらい」「忙しくて後回しにしてしまう」など、つい我慢してしまっていませんか。

そんな方に知ってほしいのが、からだの内側から状態を整えるという発想の「漢方薬」です。

この記事では、漢方薬が気になってはいるものの、まだ試したことがない方に向けて、痔に対する著効例として報告されている「乙字湯(オツジトウ)」の研究データを、できるだけわかりやすく紹介します。

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「痔」は肛門だけの問題ではない?

漢方では、痔のつらさは単に肛門だけの問題ではなく、からだの中の巡りやバランスの乱れが関係していると考えます。

たとえば……

  • からだが冷えて血の巡りが悪くなる
  • 長時間同じ姿勢で過ごすことで下半身に負担がかかる
  • 便秘や排便時のいきみで圧力がかかる

こうした状態が重なることで、肛門まわりに熱や滞りが生じ、腫れや痛み、出血といった症状につながると考えられています。

そのため漢方では、痛みや腫れだけを抑えるのではなく、巡りを整え、余分な熱を冷まし、からだ全体のバランスを立て直すことを重視します。

専門書に記録された「乙字湯」の臨床研究データ

ここで紹介するのが、漢方医学の専門書に掲載されている、痔核(いぼ痔)に対する臨床研究です。

この研究では、痔に悩む患者に対して、漢方薬の乙字湯(おつじとう)を一定期間使用し、その変化を観察しています。

■ データ(出典:『漢方方剤の薬効・薬理』p.69)

  • 漢方薬:乙字湯
  • 対象:内痔核および外痔核の患者 33例
  • 期間:2週間
  • 結果(全般的改善度)
  • 著明改善:45.5%
  • 中等度改善:36.4%
  • 軽度改善:15.1%
  • 軽度改善以上の改善率:97.0%

【改善が認められた症状】

排便時の痛み、排便時の出血、自然に起こる痛み、腫れ、痔核の大きさ、脱出など、複数の症状で改善が確認されています。

短期間の観察ながら、多くの症例で前向きな変化が見られた点が特徴です。

なぜ乙字湯は痔にアプローチできるのか

乙字湯の特徴は、一つの症状だけを見るのではなく、複数の不調要因に同時に働きかける点にあります。

からだにこもりやすい余分な熱を和らげる働き、血の巡りをスムーズにする働き、腫れや違和感を抑える方向に導く働きなどが組み合わさることで、肛門まわりの負担を軽減していくと考えられています。

また、体全体の巡りが整うことで、

「冷えにくくなった」

「便通が安定した」

「全身の調子が前より良い気がする」

といった、痔以外の体調面での変化を感じる人がいるのも、漢方ならではのメリットです。

漢方薬は「自分に合った選び方」が何より重要

一方で、漢方薬は「これを飲めば誰でも同じ結果が出る」というものではありません。

症状の出方、体質、生活習慣によって、合う処方は人それぞれ異なります。

だからこそ重要なのが、体質に合った漢方を専門家と一緒に選ぶことです。

「あんしん漢方」は、漢方の専門家がAIを活用し、スマホから体質や症状をもとに相談できるオンラインサービス。

からだのちょっとした不調を、まずは気軽に相談したい方にも利用しやすい仕組みです。

寒い季節に悪化しやすい痔を、「我慢するもの」から「向き合える不調」へ。からだ全体を整えるという選択肢を、今こそ考えてみませんか。

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※本記事で紹介した内容は、特定の臨床研究結果に基づく情報であり、すべての方に同様の結果が得られることを保証するものではありません。

※また、漢方薬の服用については、必ず専門家にご相談ください。

中田早苗

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 中田 早苗 薬剤師。認定運動支援薬剤師。就実大学薬学部卒業。病院薬剤師として約7年間勤務後、漢方薬局で2年間勤務。ファスティングマイスターとして100名以上のファスティングをサポート。TiktokやInstagramでファスティング・美腸を普及する活動も行っている。

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