いびきがうるさい人に共通しやすい2つの習慣・不調とは?【医師監修】
提供:あんしん漢方
「最近、いびきが大きくなったよ」と夫に言われ、枕を替えたり横向きで寝たりしているのに、なかなかよくならない。
そんな経験はありませんか?
いびきは寝相だけでなく、鼻やのどの状態、飲酒、体型の変化など、いくつもの要因が重なって起こることがあります。大切なのは、いびきだけを何とかしようとするのではなく、なぜいびきが出ているのかを見直すこと。
からだの状態にも目を向けた、今日からできるセルフケアを紹介します。
いびきが起こるしくみ

いびきは、睡眠中に鼻やのどなどの空気の通り道が狭くなり、空気が通るときにのどが振動して生じます。気道が狭くなる原因には、体重の増加や鼻づまり、骨格などがあげられます。
とくに、女性の場合は女性ホルモンの減少もいびきにつながる要因のひとつ。更年期にはプロゲステロンの減少により気道が狭くなりやすく、いびきをかきやすくなるのです。「前は言われなかったから大丈夫」と考えず、最近の変化に目を向けてみましょう。
また、いびきに加えて、睡眠中に呼吸が止まる、日中に強い眠気がある、朝に頭が重い・頭痛がするといった場合は睡眠時無呼吸症候群が隠れている可能性があります。
この場合はセルフケアだけで様子を見続けず、耳鼻咽喉科や呼吸器内科などで相談しましょう。
いびきを招きやすい2つの習慣・不調

枕を替えたり、横向きで寝たりしても変化を感じにくい場合は、寝方以外にも目を向けてみましょう。毎日の何気ない習慣や鼻の不調が、いびきに関係していることがあります。
鼻づまりをそのままにしている
鼻炎などで鼻がつまると、鼻から空気を取り込みにくくなり、口呼吸になりやすくなります。鼻づまりが続いている人は、枕だけを調整してもいびきが気になり続けることがあります。
「花粉の季節だから仕方ない」「いつもの鼻づまりだから」と放置せず、鼻の状態もチェックしてみましょう。
寝る前のお酒が習慣になっている
晩酌や寝る前のお酒が習慣になっている場合も要注意。お酒を飲むとアルコールによって舌やあご周辺の筋肉がゆるみ、気道が狭くなりやすくなります。
そのため、寝つきのために毎晩1杯が習慣になっているなら、いびきとの関係も含めて見直してみましょう。
いびきが気になるときの3つのセルフケア

いびき対策では、原因になりそうなものをひとつずつ見直していくことがポイントです。全部を一度に変えようとせず、自分に当てはまりそうなことから始めてみましょう。
横向きで眠りやすい環境をつくる
横向きで寝ると仰向けよりも舌がのどの奥へ落ち込みにくくなり、気道の狭まりを抑えやすくなります。
すでに横向き寝を試している人は、抱き枕などを使って眠っている間も姿勢を保ちやすくするのもひとつの手です。
「寝るための1杯」を見直す
晩酌が習慣になっているなら、まずは寝る前のお酒を控えてみましょう。
たとえば、飲む日と飲まない日をつくり、家族にいびきの変化を聞いてみると、自分の生活習慣との関係に気づくヒントになるかもしれません。
鼻づまりもケアする
鼻づまりや鼻水がある場合は、「いびきとは別の問題」と切り離さず、鼻の状態にも目を向けてみましょう。
鼻づまりがある場合、入浴でからだを温めたり鼻うがいをしたりすると改善につながります。
なお、鼻づまりにはアレルギー性鼻炎などが背景にあるケースもあります。鼻づまりが長引く場合は、市販品だけで対処を続けるより耳鼻咽喉科に相談することも大切です。
からだ全体を見直したいなら、漢方という選択肢も

「寝方や生活習慣を見直しているけれど、鼻づまりなどの不調も気になる」という人は、漢方薬について専門家に相談するのも選択肢のひとつです。
ただし、漢方薬はいびきや睡眠時無呼吸症候群そのものを治すものではなく、その根本原因にアプローチして体質からの改善を目指すものです。そのため、ひとつの症状だけを見るのではなく、その人に現れている症状や体質を確認しながら処方を考えます。
たとえば、鼻づまりによるいびきが気になるときには血流や鼻の通りをよくする「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」、肥満によるいびきには脂質代謝を高める「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」などの漢方薬が選ばれます。
「自分に合う漢方薬がわからない」「自己判断で選ぶのは不安」なら専門家に相談しましょう。
あんしん漢方では、オンラインで漢方相談ができ、AIを活用した体質判定をもとに医師・薬剤師がその人の状態に合った医療用漢方薬を提案します。忙しくて通院の時間をとりにくい人でも、自宅から相談できるのが特徴です。
気になるいびきを改善する選択肢として、専門家への漢方相談を取り入れてみてはいかがでしょうか。


