赤み・膿をもったニキビに使える漢方薬とは? 塗り薬・スキンケアとは違う「体の内側から」のアプローチ
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くり返しできるニキビ、鏡を見るたびため息をついていませんか?
もしかすると、今やっているスキンケアは「火を消す」だけで、「火種」そのものには届いていないのかもしれません。
外側からのケアに限界を感じているのなら、からだの内側からバランスを整える漢方医学のアプローチを知ってください。
この記事では、長年のニキビに悩む患者さんを対象に行われた、ある漢方薬の臨床データを紹介します。
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目次
「肌は内臓の鏡」漢方が考えるニキビの原因

漢方医学ではニキビを「からだの中に溜まった余分な熱と老廃物のサイン」と考えます。
いくら肌の表面をきれいにしても、からだの中に炎症の元や老廃物が溜まったままでは、出口を求めて何度でも肌の表面に吹き出してくるのです。
「できてしまったニキビ」にアプローチすることももちろん大切ですが、「ニキビができにくい体質に変われる」のが漢方薬の強みです。
ニキビ治療に漢方薬を使用した臨床データの紹介
ここからは、漢方の専門書に記載されたニキビへの荊芥連翹湯の有効率について紹介します。
研究①漢方単独は抗生物質と同程度、併用では約8割が有用

橋本らの研究では、ニキビ患者139人を3つのグループに分けて比較しました。
- 荊芥連翹湯のみ:66人
- TC系抗生物質のみ:45人
- 併用(漢方+抗生物質):28人
結果は、全体として見ると、漢方単独は抗生物質単独と同程度の「有用率」だったと報告されています。さらに、併用グループでは有用率が78.6%と、より高い値が得られました。
ここで注目したいのは、「どんなニキビに強みがあったか」です。
漢方(荊芥連翹湯)が得意だった症状は、膿をもったニキビや赤みを伴うニキビです。
反対に、漢方が苦手だった症状は、面胞(白ニキビ・コメド)で、抗生物質に比べると有効率が低い傾向にありました。

研究②体質別でも改善7割以上
野口らの研究は、39施設が参加した多施設共同研究で、皮膚疾患患者118人(うちニキビ=尋常性痤瘡は75人)を解析しています。
ニキビ患者の75人について、漢方で用いられる体質分類の一つ「証(しょう)」ごとに改善率を見ると、次のような結果でした。
- 寒証(冷えがあるタイプ):改善率 70.6%(12人中)
- 熱証(熱っぽいタイプ):改善率 71.6%(38人中)
つまり、冷えが目立つタイプでも、熱感が目立つタイプでも、どちらも7割以上で改善がみられたと報告されています。
また、この研究ではニキビ以外の皮膚疾患も含まれており、脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)患者の21人では、熱証の改善率 86.7%(15人中13人)という結果も示されています。
※出典:『漢方方剤の薬効・薬理』p.116-117
※この結果は特定の臨床研究によるものであり、全ての方に同様の効果を保証するものではありません。
あなたのニキビに合う漢方は?

「自分も荊芥連翹湯を飲んでみようかな」と思われたかもしれません。 しかし、ここで一つ注意が必要です。
漢方薬は「オーダーメイド医療」です。 荊芥連翹湯は「少し肌が浅黒く、皮脂が多いけれど乾燥もする」といったタイプによく合いますが、もしあなたのニキビの原因が「血行不良」や「水分代謝の低下」にある場合は、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」や「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」など、他の漢方薬が適している可能性もあります。

自分に合わない漢方薬を選んでしまうと、効果が半減するどころか、副作用が生じることもあるので、プロに正しく見立ててもらうことが大切です。
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トラブルを繰り返さない「土台作り」

塗り薬やスキンケアで一時的によくなっても、またすぐに繰り返してしまう。 そんな時は、「急がば回れ」で、からだの内側から整えることを考えてみてください。
今の症状を抑えるだけでなく、ニキビができやすい体質そのものを整えることこそが、健康な肌への最短の道かもしれません。
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<この記事の監修者>

水谷優実(みずたにゆうみ)
薬剤師・美容薬剤師
薬学の知識と美容の専門性をかけ合わせた視点で活動する美容薬剤師。流行に左右されず、科学的根拠を大切にした美容を発信している。肌や体の仕組み、成分の働きを専門知識を活かして正しく見極め、安心して続けられるケアを提案。フェイシャルエステサロンの運営も行い、医療の知識とサロン現場での経験を活かしながら、美しさを内側から育てるサポートをしている。


