便秘になりやすい人は〇〇な性格⁉ 東洋医学で見る便秘ケア
東洋医学では昔から、体と心はつながっていると考えられてきました。
少し怪しく聞こえるかもしれませんが、緊張するとお腹が痛くなったり、ストレスが続くと便通が乱れたりすることは、誰にでもありますよね。
現代医学でも、腸と脳が影響し合う「腸脳相関」が注目されています。
便秘になりやすい人は、“溜め込み上手”?

便秘になりやすい人には、ある共通点があります。
それは、出すよりも、溜め込むのが得意な人。
つらくても「大丈夫」と笑ってしまう。
本当は休みたいのに、周りを優先してしまう。
そんなふうに、毎日頑張っている人ほど、心の中に不安や悲しみ、我慢、モヤモヤを溜め込みやすいかもしれません。
東洋医学では、大腸は“不要なものを外に出す場所”とされています。
便として老廃物を出すだけでなく、心に溜め込んだ感情や執着を手放すこととも関係すると考えられてきました。
つまり便秘は、単なるお腹の詰まりではなく、心の中にある「もう手放していいもの」が溜まっているサインとも捉えられるのです。
頑張り屋さんほど、自分の気持ちを後回しにしがちです。
「これくらい我慢しなきゃ」
「私がやった方が早い」
「迷惑をかけるくらいなら、自分で抱えよう」
そうやって毎日を乗り越えてきたからこそ、今のあなたがあるのだと思います。
けれど、ずっと心に力を入れたままだと、体までゆるみにくくなってしまいます。
食事にプラスしたい“感情のデトックス”

だからこそ、食事にプラスして意識してほしいのが、感情のデトックスです。
思っていることを紙に書き出す。無理な予定をひとつ減らす。誰かに本音を少しだけ話してみる。「今、私は疲れているんだな」と自分の気持ちに気づいてあげる。
そんな小さな“手放し”も、心と体を整える大切なケアになります。
食事では、腸内細菌のエサになる食物繊維を含む野菜、海藻、きのこ、豆類、穀物類を意識してみましょう。
発酵食品やオリゴ糖を含む食品を取り入れることも、腸内環境をサポートする一歩になります。
とはいえ、忙しい毎日の中で食事を完璧に整えるのは難しいもの。
そんなときは、サプリメントを上手に取り入れるのもおすすめです。
心に溜めたものを少しずつ手放し、腸に必要なものを届ける。
頑張り屋さんの体を内側からいたわる腸活を、今日から始めてみませんか?
【参考文献】Carabotti M, et al: The gut-brain axis: interactions between enteric microbiota, central and enteric nervous systems. Ann Gastroenterol 28(2): 203–209, 2015.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4367209/?utm_source=chatgpt.com
<この記事の監修者>

水谷 優実
薬剤師・漢方養生指導士。調剤薬局での勤務経験を持ち、薬の専門知識に加え、漢方や栄養学の視点から体質改善をサポート。自身の出産後の不調を改善した経験から、腸内環境を整える重要性を広めている。薬に頼りすぎないセルフケアの提案を行っている。
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