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油を変えれば肌も変わる⁉良質な油を含む身近な食べ物はコレ

腸活

美容のために、できるだけ油を控えていませんか?

「油=太る」「肌荒れの原因になりそう」と思って避けている方も多いかもしれません。

でも実は、その“油抜き習慣”が、乾燥やツヤ不足につながっている可能性があります。

油は“美肌の材料”になる

肌のうるおいやハリを支えている細胞膜や皮脂膜は、脂質を材料に作られています。
特に皮脂膜は、肌表面から水分が逃げるのを防ぐ“天然のクリーム”のような存在。
この材料が不足すると、乾燥しやすくなったり、外部刺激に弱くなったりすることがあります。

さらに、脂質はホルモンの材料にもなる重要な栄養素。極端な油抜きは、肌だけでなく、コンディション全体に影響する可能性もあるのです。

だからこそ、美肌を目指すなら、油を避けるのではなく“良い油を選ぶ”ことが大切。

特におすすめなのが、青魚に含まれるEPA・DHA。これらは、現代人に不足しやすいオメガ3系脂肪酸として知られています。うるおいのある肌づくりを意識する人からも注目されている栄養素です。

手軽に取り入れるなら、サバ缶がおすすめ。開けるだけで食べられて、常備もしやすく、忙しい日でも続けやすいのが魅力です。

また、炒め物の油選びも見直したいポイント。アマニ油やえごま油は熱に弱いため、加熱には不向きです。炒め物には、比較的酸化しにくいココナッツオイルやバターを使うのがおすすめです。

逆に注意したいのが、揚げ物や加工食品に多い“酸化した油”。酸化した油ばかり摂っていると、体の中の“サビ”につながり、肌コンディションにも影響する可能性があります。

良い油を活かすカギは“腸”

ただし、ここで忘れてはいけないのが腸内環境です。どれだけ良い油や栄養を摂っても、腸が乱れていると、うまく吸収・活用できないこともあります。

腸は、食べたものを取り込み、全身へ届ける“美容の入り口”です。

だからこそ、本気で美肌を目指すなら、「油を変える」だけでなく、“腸活”までセットで考えることが大切。

発酵食品や食物繊維を意識した食事に加え、最近では酪酸菌など、腸内環境をサポートする成分にも注目が集まっています。

腸に良い成分が含まれたサプリメントを活用することも良いでしょう。

「スキンケアを頑張っているのに、肌がパッとしない」そんな人こそ、まずは“油と腸”を見直してみてください。

美肌は、塗るだけではなく、食べ方から育てる時代です。

【参考文献】Mahmud MR, Akter S, Tamanna SK, et al: Impact of gut microbiome on skin health: gut-skin axis observed through the lenses of therapeutics and skin diseases. Microorganisms 10(7): 1325, 2022.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35866234/

<この記事の監修者>

水谷 優実

薬剤師・漢方養生指導士。調剤薬局での勤務経験を持ち、薬の専門知識に加え、漢方や栄養学の視点から体質改善をサポート。自身の出産後の不調を改善した経験から、腸内環境を整える重要性を広めている。薬に頼りすぎないセルフケアの提案を行っている。
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