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頭痛薬を月10日以上飲む人は要注意?それ…あのコワイ頭痛かも【医師監修】

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※この記事はPRを含みます

「最初はたまに飲むだけだった」「市販薬でもすぐ効くから安心していた」——そんな頭痛薬との付き合いが、いつの間にか“手放せない習慣”になっていませんか。

仕事や家事で休めず、飲む回数が増えるうちに、効きにくさや飲みすぎへの不安を感じているなら、それは頭痛薬の使いすぎで起こる“別の頭痛”のサインかもしれません。

「飲みすぎだ」と思いつつ、また頭痛薬を飲んでしまう

30代の女性から、頭痛と鎮痛剤の使用に関するご相談です。

「朝、目が覚めた瞬間からこめかみがズキズキして、すぐに頭痛薬を飲むのが習慣になっています。最初は疲れた日や生理前にたまに飲む程度だったのに、今では週に何度も頼るようになりました。

最近は飲んでも効くまで時間がかかり、夕方になるとまた痛くなることもあります。「飲みすぎかもしれない」と不安ですが、仕事や家事を休むわけにもいかず、結局また薬に手が伸びてしまいます。このまま飲み続けて大丈夫なのか、どうしたらいいのか悩んでいます」(38歳/会社員・ユカさん(仮名)

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頭痛薬の飲みすぎで起こる「薬物乱用頭痛」とは

頭痛薬を頻繁に服用していると、「薬物乱用頭痛」という状態に陥ることがあります。これは、薬の服用回数や頻度が増えることで、脳が痛みに対して過敏になってしまい、かえって頭痛が起こりやすくなる悪循環のこと。

「頭痛がある→薬を飲む→一時的に楽になる→またすぐに痛くなり、薬を飲む回数が増える→結果的に痛みが強くなり、さらに頭痛が起こりやすくなる」という連鎖が起きてしまいます。

ご相談者のユカさんも、この薬物乱用頭痛の状態になっている可能性は十分にあるといえるでしょう。

薬物乱用頭痛は、特別な処方薬だけでなく、ドラッグストアで買える一般的な市販の鎮痛薬(消炎鎮痛剤など)の使いすぎで起こる場合がほとんどです。

薬物乱用頭痛を放置するとどうなる?知っておきたいリスク

この状態を放置していると、頭痛が慢性化して毎日連日続くようになってしまいます。今まで飲んでいた頭痛薬が効かなくなったように感じられ、痛みを抑えようとさらに服用回数が増えるという悪循環から抜け出せなくなります。

さらに、慢性的な片頭痛へと悪化するリスクは20倍にも跳ね上がると言われています。(※1)

大切なのは「自分は薬に頼りすぎているかもしれない」と早めに気づき、適切に対処することです。

薬物乱用頭痛かも?病院に行く目安

「自分が薬物乱用頭痛なのかわからない」という方は、以下のサインに当てはまるかチェックしてみてください。

ひとつでも心当たりがあり、市販薬を3ヶ月以上、頻繁に使用している場合は要注意。

かかりつけ医や頭痛専門の医師に相談することをおすすめします。

なかなか病院に行けない…漢方薬という選択肢も

とはいえ、「忙しくて通院の時間が取れない」「病院に行ってもまた別の痛み止めを出されるだけではないか」と感じ、受診をためらってしまう方がとても多いのも事実なんです。

薬物乱用頭痛の治療は、原因となっている薬を中止することが基本ですが、急に薬をやめると一時的に激しい頭痛(離脱症状)が起こるため、大きなストレスになります。

そこで、ただ痛みを抑えるだけの対症療法ではなく、からだ全体のバランスを整え、体質を見直す「漢方薬」という選択肢があります。

鎮痛剤に代わる穏やかなアプローチとして、漢方薬をはじめとした自然療法が選ばれることも増えています。

頭痛に使われる漢方薬とは?

呉茱萸湯(ごしゅゆとう)

冷えや吐き気、手足の冷感を伴う片頭痛に用いられます。

釣藤散(ちょうとうさん)

肩こりやめまいを伴う慢性的な頭痛、緊張型に近い頭痛に用いられます。

五苓散(ごれいさん)

天候や気圧の変化に影響を受けやすい、むくみや水分代謝の異常を伴う頭痛に用いられます。

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

精神的なストレスや緊張、イライラからくる頭痛に用いられます。

「頭痛にはこの漢方薬」と、明確に決まっているわけではなく、冷え・のぼせ・疲れやすさ・ストレス傾向など、個人の体質に合わせて選ぶ必要があります。

選び方は少々難しいですが、特定の症状に悩んで服用を始めたら、他の「ちょっと気になる不調や悩み」も和らぐことがあるのも、漢方薬の特長です。

しかし、自己判断で選ぶと効果が出にくかったり副作用が生じたりすることもあるため、漢方医学に詳しい医師や専門家に相談することが大切です。

自分に合った漢方薬を選ぶには?

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頭痛との向き合い方、根本的に見直そう!

「頭痛薬を飲みすぎかもしれない」と不安に思いながらも、日々の生活を回すために痛みを我慢し、その場しのぎで薬を飲み続けている人は決して少なくありません。

頭痛薬が手放せなくなっている方は、その場しのぎを続ける前に、一度ご自身の症状との向き合い方を見直してみてはいかがでしょうか。

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(※1)薬物乱用頭痛|ほどがや脳神経外科クリニック

木村眞樹子

東京女子医科大学医学部を卒業後、循環器内科、内科、睡眠科として臨床に従事している。 妊娠、出産を経て、また産業医としても働くなかで予防医学への関心が高まった。医療機関で患者の病気と向き合うだけでなく、医療に関わる様々な人たちに情報を伝えることの重要性を感じ、webメディアで発信も行っている。

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