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「暑さでやる気が出ない」は思い込み?夏の気力低下の意外な原因【薬剤師監修】

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※提供:あんしん漢方

疲れやすさや気力の低下を、「暑さのせい」や「加齢によるもの」として片付けていませんか?

仕事も家事も、何とかこなしている。でも以前のようなやる気や活力がどこかにいってしまった。

好きだったことへの興味も薄れて、「若いころのように動けない」と感じながらも、「弱音を吐いている場合じゃない」と自分を奮い立たせてきた。

そんな経験を毎年くり返している方に、伝えたいことがあります。

この「夏の気力低下」は、年齢のせいだけではない可能性があります。そしてその理由を知ると、これまで試してこなかったアプローチが見えてきます。

▶ 毎年夏になると気力が落ちる?体質から変えてみませんか

夏に気力が落ちるのは、エネルギー不足?

東洋医学では、夏の気力低下は「気虚(ききょ)」、つまりからだのエネルギーが不足

した状態と考えます。

夏は大量の汗とともに、からだのエネルギーも一緒に消耗します。さらに、暑さや冷たいものの摂りすぎで胃腸の働きが弱まると、食事からエネルギーを補充する力まで低下します。

消耗は増えるのに補充が追いつかない……これが夏に気力が落ちる仕組みです。

更年期世代の女性は、ホルモンバランスの変化によってもともとエネルギーが消耗しやすい状態になっています。

そこへ夏の消耗が重なるため、他の季節よりも特に気力が落ちやすいのです。

「疲れているだけ」と思って放置していても、からだのエネルギー不足は自然には回復

しません。毎年夏になるたびに「またこの感覚が来た」と憂うつになっているなら、そ

れは、からだが別の方法でのアプローチを求めているサインなのかもしれません。

疲れや年齢のせいにしがちな人が見落としていること

気力低下のつらさは、外からは見えません。

「やればできる」と自分に言い聞かせ、何とか動いてきた人ほど、「自分のつらさを後回しにしやすい」という特徴があります。

家族や周囲のためにと頑張ってきた結果、自分のからだの変化に気づくのが遅れてしまいやすいのです。

また、「夏は誰でもバテる」「年齢のせいだから仕方ない」という思い込みも、対処を遅らせる原因になっていることがあります。

しかし実際には、同じ夏を過ごしていても、気力が落ちる人と落ちない人がいます。その差は体質と、からだのエネルギー状態の違いにある可能性が高いのです。

「意志や気持ちのせい」でもありません。自分の目には見えませんが、からだの内側で確かに変化が起きている可能性があります。気力が戻らないなら、今こそ体質から変えていくタイミングにきているのかもしれません。

気力を取り戻すために試してほしいのは「漢方薬」

休息を取っても、栄養ドリンクを飲んでも、なかなか気力が戻らない。

そんな方に試してほしいのが、漢方薬です。漢方薬は消耗したエネルギーをからだの内側から補い、エネルギーを産生する力そのものを高めることを目指します。

疲れをごまかして、一時しのぎのケアをするのではなく、体質から根本的に変えていくアプローチです。

大切なのは、「どの漢方薬が疲れに効くか」よりも「自分の体質に合った漢方薬を選ぶ」こと。体質に合わせた処方でこそ、その効果が発揮されます。

あなたはどちらのタイプ?

気力低下にアプローチする漢方薬は、体質によって異なります。

●疲れやすく食欲もない、胃腸が弱い → 気虚タイプ(エネルギーの産生力が低下している状態)

●気力低下に加え、イライラや不安感も強い → 気滞・血虚タイプ(エネルギーの流れが滞っていたり、血(けつ)も不足している状態)

自分の体質に合わない漢方薬では効果が感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。そのため、漢方薬を飲むときは専門家に選んでもらうのがおすすめです。

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山形ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フェムケアサポーター。糖尿病病棟での経験から予防医学と食事の重要性を痛感し独立。エビデンスを軸に薬膳・発酵・フェムケアの視点でレシピ監修や執筆、講師活動を通じ「食から整える健康」を提唱。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」で薬剤師を務める。

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