保湿しても肌がカサカサ?漢方で考える乾燥肌対策

皮膚症状

提供:あんしん漢方 

「高保湿のクリームを塗っているのに、夕方には頬がカサカサ」

「美容液を重ねても、口元の粉っぽさが気になる」

そんな経験はありませんか?

乾燥肌の対策といえば保湿ですが、漢方医学では肌だけでなく、からだの状態もあわせて考えます。なかでも注目したいのが「血虚(けっきょ)」という考え方です。

血虚と乾燥の関係を紐解きながら、食事や休息など毎日無理なくできる養生を紹介します。

漢方では乾燥肌を「血虚」と考える

漢方医学では、からだを養う「血(けつ)」が不足した状態を「血虚(けっきょ)」と呼びます。ここでいう血は、血液そのものだけでなく、全身に栄養を届け、からだを養う働きを含む考え方です。

血が不足すると肌や髪、爪などに十分に栄養や酸素が届かなくなり、肌の乾燥や荒れにつながると捉えます。

血虚を考えるヒントは、肌の乾燥だけではありません。

たとえば、爪が割れやすくなった、髪が抜けやすい、顔色がさえない、目が疲れやすいといった変化は血虚によってよくあらわれる変化です。

「外から潤いを補っても、カサつきが気になる」「爪の割れや疲れやすさも気になる」というときは、肌だけでなく、生活リズムや食事も振り返るきっかけにしてみましょう。

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乾燥肌のために今日からできる3つの養生

血虚を改善するには、必要な栄養をとり、からだを休めることが大切です。肌の保湿も続けながら、できることをひとつずつ試してみましょう。

血を養う食材を取り入れる

日々の食事では血を補う食材を取り入れましょう。具体的には、赤身の肉やかつお、卵、黒ごま、ほうれん草、黒豆などが挙げられます。

たとえば、ランチにはかつおのおにぎりとゆで卵を、夕食には牛肉とほうれん草の炒め物を加えてみましょう。

食事を抜かず、栄養をしっかり補う

忙しいと、朝はコーヒーだけ、昼は菓子パンひとつで済ませてしまうこともありますよね。けれど、食事を極端に減らすと、からだに必要な栄養を十分にとれなくなるおそれがあります。

まずは1日3食を目安に、主食・主菜・副菜をそろえる工夫を。コンビニなら、おにぎりにサラダチキンや野菜のおかず、具だくさんスープをなどを添えてみましょう。

睡眠と休息を大切にする

夜は家事が終わってからスマートフォンを見続け、気づけば深夜……という人は、まず眠る時間を確保してみませんか?

目の酷使や寝不足は血の消耗につながります。寝る直前の動画やSNSを見る時間を短くし、朝はなるべく同じ時刻に起きるなど、無理のないことから始めましょう。

デスクワークで目の疲れが気になる日は、仕事の合間に画面から視線を外して休憩を。意識して休む時間をとりましょう。

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肌の潤いを外側からも守るためのスキンケア

漢方の養生を意識していても、外側から肌を守るケアは欠かせません。熱いお湯での長風呂や、洗顔時のゴシゴシこすりは避け、洗ったあとは早めに保湿しましょう。

化粧水だけで物足りない部分には、肌に合うクリームやワセリンを使う方法もあります。暖房などの空調で空気が乾く寝室には加湿器を取り入れ、肌に触れる衣類もやわらかい素材を選ぶといいでしょう。

乾燥肌対策に漢方薬という選択肢

食事や睡眠を見直しても、肌のカサつきに加えてほかの不調も気になる場合は、漢方薬を取り入れるのもひとつの手です。

漢方薬は自然由来の生薬を複数組み合わせてつくられており、体質から改善して不調の根本原因にアプローチします。飲むだけでいいため、セルフケアとして続けやすいのも特徴です。

血虚による乾燥肌には「温清飲 (うんせいいん)」や「当帰飲子(とうきいんし)」などの漢方薬が用いられることがあります。

ただし、漢方薬にも副作用や飲み合わせの注意点があり、体質や症状に合わせて選ぶことが大切です。

あんしん漢方では、AIを活用しながら、医師・薬剤師が体質や症状に応じて漢方薬を提案します。自宅から相談でき、処方された漢方薬を配送してもらえるのも特徴です。

専門家に相談しながら、自分の体質に合った乾燥肌対策を始めてみませんか?

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<この記事の監修者>

水谷優実(みずたにゆうみ)
薬剤師・美容薬剤師

薬学の知識と美容の専門性をかけ合わせた視点で活動する美容薬剤師。流行に左右されず、科学的根拠を大切にした美容を発信している。肌や体の仕組み、成分の働きを専門知識を活かして正しく見極め、安心して続けられるケアを提案。フェイシャルエステサロンの運営も行い、医療の知識とサロン現場での経験を活かしながら、美しさを内側から育てるサポートをしている。

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