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日焼け止めを使わないとどうなる?知らないと後悔する紫外線の話【美容薬剤師が解説】

皮膚症状

「日焼け止めってなんで塗らないといけないの?」

「ベタベタするし、正直めんどくさい…」

以前の私も、まったく同じことを思っていました。

ですが今は、「なんでもっと早く習慣にしなかったんだろう」と感じています。

その理由は、肌の老化の約8割が紫外線による“光老化”といわれているからです。

紫外線は、ただ肌を黒くするだけではありません。

日々少しずつ肌の内部にダメージを蓄積させ、シミやくすみ、ハリの低下といった変化につながっていきます。

さらに最近では、スマートフォンやパソコンから発せられる光の影響も指摘されており、屋内にいる時間が長い方でも油断できない環境になっています。

ここで知っておきたいのが、日本人の肌の特徴です。

日本人は比較的角質層が薄く、外部刺激の影響を受けやすい傾向があります。

そのため紫外線を浴びると肌内部で炎症反応が起こりやすく、メラニンが蓄積しやすいために「シミ」として残りやすいと考えられています。

一方で欧米人は角層が厚く、ハリが低下した際に深いシワとして変化が現れやすいのが特徴です。

つまり同じ紫外線でも、日本人は「シワ」よりも「シミ」ができるリスクが高いといえます。

日焼け止めは、そのダメージを未然に防ぐための基本的なケアです。

最近はベタつきにくい使用感のものも増えており、以前より取り入れやすくなっています。

ただし、ここで見落とされがちなのが「内側からのケア」という視点です。

どれだけ対策をしていても、紫外線を完全に防ぐことは難しく、日々の生活の中で少しずつダメージは蓄積していきます。

そのため、体のコンディションを整えることも重要だと考えられています。

なかでも腸内環境は、栄養の吸収や体のバランス維持に関わる基盤のひとつとされ、食生活やストレスの影響を受けやすい部分です。

腸内環境が乱れることで、肌のゆらぎやくすみを感じやすくなることもあります。

ただ、体に良いと分かっていても、毎日の食事で整え続けるのは簡単ではありません。

忙しい日が続けば、外食やコンビニに頼ることもあると思います。

だからこそ、無理なく続けられる形で取り入れることが大切です。

その一つの選択肢として、サプリメントを活用する方法もあります。

複数の菌や食物繊維をバランスよく摂れる設計のものもあり、腸活を続けるためのサポートとして取り入れやすいのが特徴です。

外側から守るケアに加えて、内側のコンディションにも目を向けること。

その積み重ねが、これからの肌に差をつける習慣につながっていくのかもしれません。

【参考文献】Trompette A, et al: Gut microbiota metabolism of dietary fiber influences allergic airway disease and hematopoiesis. Nat Med 20(2): 159–166, 2014.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9311318/

<この記事の監修者>

水谷 優実

薬剤師・漢方養生指導士。調剤薬局での勤務経験を持ち、薬の専門知識に加え、漢方や栄養学の視点から体質改善をサポート。自身の出産後の不調を改善した経験から、腸内環境を整える重要性を広めている。薬に頼りすぎないセルフケアの提案を行っている。
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