寝ても消えない目の下のクマ。原因は寝不足だけじゃない?
提供:あんしん漢方
しっかり眠っているはずなのに、鏡を見ると目の下にどんよりとしたクマ。「疲れてる?」と聞かれたり、コンシーラーを重ねても夕方には目立ってきたりすると、気分まで沈んでしまいますよね。
じつは、目の下のクマは寝不足だけが原因とは限りません。色素沈着や血流などが関わることもあります。
外側から隠すだけでなく、自分のクマの特徴を知り、生活習慣やからだの状態にも目を向けてみましょう。
「寝れば消える」とは限らない。見え方から原因をチェック

ひとくちに「目の下のクマ」といっても、見え方によって考えられる背景は異なります。「クマ=寝不足」と決めつけず、まずは自分のクマがどのように見えるのかを観察することが、自分に合ったケアを考える第一歩です。
たとえば、青っぽく見えるクマは、目元の薄い皮膚から血管や眼輪筋などの色味が透けて見えたり、血行不良が関係したりすることがあります。パソコン作業が続いた日や睡眠不足のあとに目立つと感じる傾向があるのが特徴です。
一方、茶色っぽく見えるクマでは、摩擦や紫外線などによって目元の皮膚にメラニン色素が増えたことによる色素沈着が関係している場合があります。アイメイクを落とすときにゴシゴシこする、花粉や乾燥で目元を頻繁に触るといった習慣があると、知らないうちに目元に刺激を加え、色素沈着が起こる原因になります。
また、黒っぽく影のように見えるクマは、加齢によって目の下の脂肪のたるみや筋肉の衰えなどによってできる陰影が関係していると考えられるクマです。
実際には、これらがひとつだけではなく複数重なっていることもあります。「寝れば消えるはず」と考えて睡眠時間だけを増やしても変化を感じにくいときは、別の原因を考えてセルフケアを工夫してみましょう。
隠すだけで終わらせない。今日から始めたいクマ対策

目の下のクマ対策は、目元だけを集中的にケアするよりも、目元への刺激を減らしながら生活習慣を整えることがポイントです。毎日のなかで続けやすいことから始めてみましょう。
クレンジングも「こすらない」を基本に
色素沈着を防ぐために「目元をこする習慣」を見直しましょう。
クレンジングでは目元を強く往復せず、メイクとなじませてやさしく落とすことが大切。花粉症などで目元を擦りがちな場合は、目元を眼鏡でガードしたり、外出先から戻ったときには顔を洗って花粉を落とすなどの工夫をしましょう。
また、かゆみがあるときもこすり続けず、アレルギーなどが疑われる場合は医療機関に相談することも大切です。
目元まで紫外線対策を忘れない
紫外線対策をすることも目の下のクマ対策のひとつです。
紫外線は皮膚に炎症を起こし、メラニンの産生を促すため、近所への買い物や洗濯物を干すだけの日も、目のまわりまで塗り残しのないよう日焼け止めを使いましょう。
肌が刺激を感じやすい人は目元に使える製品かどうか表示を確認し、帽子やサングラスなども組み合わせると取り入れやすくなります。
「何時間寝たか」だけでなく睡眠習慣を整える
睡眠時間を確保するだけでなく、眠りにつくまでの過ごし方も見直してみましょう。たとえば、就寝の1〜2時間前を目安に湯船につかり、からだをゆっくり温めるのがおすすめです。
また、寝る直前までスマホを見続けるのではなく、ベッドに入る前から照明を少し落とし、ストレッチや深呼吸などで過ごすのもひとつの方法です。
朝は休日も起床時間を大きくずらさず、起きたらカーテンを開けて光を浴びることを意識しましょう。
からだ全体から見直すなら、漢方という選択肢も

漢方医学では、目の下のクマは「瘀血(おけつ)」が関係していると考えます。
瘀血は全身に栄養を運ぶ「血(けつ)」の巡りが滞った状態です。いわゆる血行不良の状態であり、目の下のクマ以外に、しみやくすみなどの肌トラブルや生理不順、肩こりなどの不調があらわれやすいのが特徴です。
瘀血による目の下のクマには、血の巡りをよくする漢方薬が用いられることがあります。
ただし、「クマがある=瘀血」と自己判断できるわけではありません。漢方薬は同じ悩みでも体質やほかの症状によって選び方が異なるため、専門家に相談して自分に合うものを選ぶことが大切です。
あんしん漢方では、問診フォームの回答をもとに、医師や薬剤師があなたの症状や体質に合わせた漢方薬を提案。スマホから相談できるため、「クマだけでなく冷えや疲れも気になる」「何を選べばいいかわからない」という人にも取り入れやすいサービスです。服用中の不安や飲み合わせについて薬剤師に相談できるのもポイントです。
自分なりにセルフケアをしてみてもなかなかよくならないと悩んでいるなら、専門家の力を借りてみませんか?
<この記事の監修者>

水谷優実(みずたにゆうみ)
薬剤師・美容薬剤師
薬学の知識と美容の専門性をかけ合わせた視点で活動する美容薬剤師。流行に左右されず、科学的根拠を大切にした美容を発信している。肌や体の仕組み、成分の働きを専門知識を活かして正しく見極め、安心して続けられるケアを提案。フェイシャルエステサロンの運営も行い、医療の知識とサロン現場での経験を活かしながら、美しさを内側から育てるサポートをしている。


