「続けたくなるデリケートゾーンケア」を追求する!女性の毎日に寄り添うフェムケアブランド
「入浴のたびにボディソープで全身を洗う」――多くの人が当たり前にしていることですが、デリケートゾーンも同じでいいの?と迷う声が、最近よく聞かれます。
そこで今回は、「女性の毎日に寄り添う」「私に生まれてよかったをすべての女性に。」をコンセプトに、フェムケア商品の企画・製造・販売を行う株式会社laugh.(ラフドット)の広報・福田さんに、デリケートゾーンの日常ケアについてお話をうかがいます。
デリケートゾーンケアの基本

__フェムテックの考え方が普及するにつれて、ケア情報は以前より増えてきましたが、「結局、どうやってケアすればいいの?」と迷ってしまう女性の声も増えています。
まずはデリケートゾーンケアの基本について、詳しく教えていただけますか?
「確かに、デリケートゾーンは、体質や状態などで個人差も大きく、正しいケア方法に迷ってしまいがちですよね。
デリケートゾーンは皮膚が薄く、乾燥しやすい部位です。まずは『強い力で擦らない』『必要以上にアルカリ性のボディーソープで洗わない』という基本を押さえたいところです。
さらに、ぬるま湯で洗う、下着や生理用品を清潔・通気性重視で選ぶ、肌に合うソープを使うというのが基本だと考えています」(福田さん/以下同)
__専用のソープを使うのも、スタンダードになってきていますよね。
「そうですね。デリケートゾーンのpHと同じである弱酸性のボディソープを使うことは、ひとつの選択肢だと考えています。一般的に『ボディソープ』と表記されるものは、アルカリ性で洗浄力が強すぎることもあります」
__しっかり洗うのが大事と思っている人が、まだまだ多いかもしれませんね。
「汚れを落とすことは大事ですが、洗いすぎは必要な菌まで洗い流してしまいニオイや乾燥の原因となる恐れがあります。デリケートゾーンには弱酸性のデリケートゾーン用ソープを選ぶことが婦人科からも推奨されているんです」
手間なく・優しく・負担のないデリケートゾーンケア

__御社では、デリケートゾーン用のIntimate Wash(インティメイトウォッシュ)を展開されていますね。この背品が誕生した背景を教えていただけますか?
「出発点は、『正しいデリケートゾーンケアの方法を身につけ、日本の女性がいつまでも自分らしく、今も未来も悩まない人生を送ってほしい』という思いからです。
デリケートゾーンケアを通して、自分の身体を見つめなおし、自分にとって今何が本当に必要なケアなのか気付くきっかけを提供できたらと考えています。
でも、難しかったり、手間がかかったりするケアは、誰でも続きません。インティメイトウォッシュのラインナップでは、すべてにおいて手間をなくすことを重視しました」
__「手間なく続けられるか」は本当に大事ですよね。
「そうなんです。私たちは“毎日のバスタイムに無理なく取り入れられること”を重要課題に挙げました。
たとえば泡タイプを選んだのも、泡立てる手間が省け、摩擦も起こりづらいからです。。
『外陰部のみをやさしく』『膣内までは洗わない』というポイントも大切です」
__成分へのこだわりについても教えていただけますか?
「弱酸性の泡タイプで、必要なうるおいを残しながら洗えることを大切にしました。
また、動物性成分、石油系成分、合成着色料など、『10種のフリー』を掲げ、敏感肌の方にも選びやすい商品にしています。
さらに、膣内フローラ(清潔と快適の鍵とされる膣内環境)にアプローチする成分を厳選しています」
__他に製品のこだわりや、特長があれば教えてください。
「香りにも、こだわっています。スイートブーケ/リラックスバーベナ/ピュアムスク/無香料の4種類をご用意しています。
香りを楽しんでいただきたいのはもちろんなのですが、妊娠中や匂いに敏感な方など“香りを避ける”という選択肢を用意したかったので、無香料も展開しています」
__配慮が行き届いていますね。実際に使用した方からは、どんな感想が寄せられていますか?
「使いやすさには定評をいただいています。『泡がもこもこ』『しっかりした泡立ち』『ワンプッシュで出てきて楽』など、泡の弾力や使い勝手にご満足いただける声は多いですね。
また、『香りが良くて好きです!』『とてもいい香りで最初から泡で出てくるのでふんわりと優しく洗うことが出来ます』など、香りについてのご感想も多くいただいています」
デリケートゾーンケアをもっと身近に
__ケアを“特別な日だけ”にせず、暮らしに溶け込ませるコツを教えてください。
「まずは、デリケートゾーンは繊細で敏感な部位であることを、改めて知っていただくのが大事だと思います。
皮膚が薄く、膣内フローラのバランスも重要。本来ならスキンケアと同じように、丁寧にケアするべき部位なのです」
__確かに、すごくデリケートな部位なのに、スキンケアと同じように情報交換したり、相談し合ったりしにくいのも課題ですよね。
「そうなんです。だからこそ、もっとデリケートゾーンの悩みを相談しやすい環境を、ブランドとしてつくっていきたいと考えています。
サイトのコラムやFAQでも、『膣内までは洗わない」など、基本の情報をわかりやすく案内しています。
まずはひとりで“正しい情報”にアクセスできること、そのうえで必要に応じて専門家に相談する、この二層構えが大切だと考えています」
特別ではない「日々の習慣」へ
本日は、株式会社laugh.の広報、福田様にご協力をいただき、デリケートゾーンのケアのポイントや、インティメイトウォッシュの商品開発経緯についてお伺いしました。
今回伺ったお話のなかには、泡タイプでひと手間を減らす設計、4つの香りという選択肢、弱酸性と10種のフリーといった“続けやすさの工夫”がありました。
デリケートゾーンケアは、“特別なケア”ではなく“日々の習慣”としてもっと広がるべきなのだと改めて感じたお話でした。
まずは、毎日使うソープを、使い心地がいいもの、お気に入りのものに変えてみる__そんな一つのアクションが、自分を大事にするためのセルフケア習慣になるのかもしれません。
<取材協力先>
株式会社laugh.
広報担当:福田様
所在地:東京都豊島区高田3-14-29 KDX高田馬場ビル5階
企業公式サイト:https://laughdot.jp/
インティメイトウォッシュ:https://laughdot.jp/shop/products/Wf-t-BS-nm_first?number=number01
<取材・編集>
健タメ!編集部


