老化の原因は「あご下」にあり?ジム運営会社が開発した、鍛えにくい“ごっくん筋”ケア
ふと鏡を見たときや写真に写った自分の横顔に、「フェイスラインがぼやけてきた」「二重あごが気になる」と感じたことはありませんか?
実は“あご下”は、年齢や生活習慣の影響が表れやすいうえに、筋肉を鍛えるのが難しい部位でもあるのです。
今回は、スポーツクラブ運営などを手がける株式会社ルネサンスの商品開発担当者・湯浅さんに、あご下のお悩みを解決するためのヒントや、ホームフィットネス商品開発の背景についてお話を伺いました。
目次
鍛えにくいのに重要な「あご下」の筋肉
__今回御社が開発されたホームフィットネスの新商品「スタイリーフェイス」は、あご下の筋肉に特化した機器だそうですね。なぜ「あご下」に着目されたのでしょうか?
「シニア向けの商品開発に注力する中で、弊社が運営するリハビリ特化型のデイサービス『元氣ジム』の利用者様から『飲み込むのがつらい』『むせてしまう』『発音がうまくできない』といった、口腔機能の低下によるお悩みが寄せられていたことがきっかけでした。
身体の筋肉とは異なり、あご下の筋肉は意識して動かすことが難しく、自力で鍛えるのは大変難しいとされています。
とくに通称“ごっくん筋”と呼ばれる『舌骨上筋群(ぜっこつじょうきんぐん)』は、飲み込む力にも関わる重要な筋肉なんです」(湯浅さん/以下同)
__外見へのアプローチより先に、口腔機能の課題解決があったのですね。
「はい、この筋肉は顔の土台としてフェイスラインの維持や、口元の引き締めといった、見た目の若々しさにも大きく関わっているので、将来の健康維持と美容面の両方において、ケアする価値が大いにあると考えていました」

お客様の声が形に。自宅でできる“顔トレ”誕生秘話
__あご下は健康と美容の両面で重要な部位なんですね。ホームフィットネス商品開発のきっかけはどのようなものだったのですか?
「弊社がメイン事業として展開するスポーツクラブでは、身体を鍛えるプログラムを豊富にご用意していますが、実際に50-60代女性のインタビューを行ったところ『将来の健康不安』もありつつ、同時に『顔の老化』への関心が強く、そこにニーズがあるなと。
そこから『スタイリーフェイス』というハンディタイプの『顔のフィットネス』アイテムが生まれました」

__実際に商品化するまでには、どのような苦労がありましたか?
「『手軽さ』と『続けやすさ』をもっとも大切にしました。そこで辿り着いたのが、あご下にあてるだけでEMS(電気刺激)が筋肉にアプローチする仕組みです。
試作段階では刺激の強さや形状の調整を重ね、毎日ストレスになく続けられるデザインを追求しました。開発チーム内でも何度も試行錯誤し、家での“ながら使い”を想定した工夫を重ねました」
「自分に自信を持てた」ユーザーからの感動の声
__実際に使った方からは、どのような反響がありましたか?
「『ぼやけたフェイスラインが細くなり小顔になった』『1回の使用でも、ほうれい線が薄くなった』『口角が上がってびっくり』といった変化を実感する声や、『驚くほど軽い』続かない美容機器が多かったけどこれなら続けられる』と手軽な操作性も高く評価されており、開発ニーズにマッチしていることを実感しています。
この商品を通じて、まさに人生100年時代をいききと過ごすために、私たちが提案する価値のある商品であると改めて感じました」
スタイリーフェイスの特長
__スタイリーフェイスの商品の特長について詳しく教えてください。
「はい。特長は大きく3つです。
- 1回5分間、短時間でアプローチできるので続けやすい
- あてるだけの簡単動作で、自力では鍛えにくい筋肉に刺激を届けられる
- ながら使いができるため、家事やテレビを見ながらでも習慣化しやすい
事前準備は不要で、日常生活に自然に取り入れられる点が大きな特長です。まさに“顔のフィットネス”として、ライフスタイルに寄り添う存在を目指しました」

未来の自分への投資という考え方
__スタイリーフェイスを、どんなふうに活用してほしいとお考えですか?
「『スタイリーフェイス』は、美容アイテム以上の、『未来の自分への投資』としてお使いいただきたいと考えています。あご下の筋肉は意識しなければ衰えやすい部位ですが、日々の小さな習慣が大きな違いを生みます。
毎日のセルフケアを楽しみながら、健康で自信に満ちたライフスタイルを一緒に作っていきましょう」
__スタイリーフェイスは、見た目をケアするだけでなく、もっと深い意味が込められているのですね。
美容と健康の意識を高めるために

本日は株式会社ルネサンスの商品開発担当者・湯浅さんにお話を伺いました。
あご下の筋肉の重要性と、美容と健康ケアを兼ね備えたアイテムの「スタイリーフェイス」について、貴重なお話をお聞きすることができました。
今回強く感じたのは、「スタイリーフェイス」は単なる便利アイテムではなく、“未来の自分への美と健康の投資ツール”であるということです。
美容と健康を家族みんなで一緒に意識できる新しい習慣づくりの提案は、多くの人にとって希望につながるのではないでしょうか。
<取材協力先>
株式会社ルネサンス
担当者:湯浅様
本社所在地:東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア 3階
企業公式サイト:https://www.s-renaissance.co.jp/
スタイリーフェイス商品URL:https://shop.sportsoasis.co.jp/shopdetail/000000000968/
<取材・編集>
健タメ!編集部


