皮脂を抑えても毛穴が目立つ「インナードライ」かも?研究が示す内側からの毛穴対策
鏡を見るたびに気になる開き毛穴。
ファンデーションで隠そうとしても、時間が経つと余計に目立ってしまう——そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
毛穴が目立つ本当の理由は「皮脂」ではなかった?

毛穴が目立つ原因としてよく挙げられるのが、皮脂の過剰分泌です。ただし皮脂は、肌を守るために欠かせない存在。問題は皮脂そのものではなく、「なぜ出過ぎてしまうのか」という点にあります。
その背景には、ホルモンバランスや生活習慣の乱れ、そして意外と見落とされがちな“肌の乾燥”が潜んでいます。
肌は乾燥すると、うるおいを守ろうとして皮脂分泌を活発にします。その結果、表面はテカるのに内側は乾いているインナードライ状態に。つまり、毛穴悩みの根本には「乾燥しやすい肌環境」があると言えます。
最近は毛穴対策として皮脂分泌を意識した成分が注目されることもありますが、皮脂だけに着目したケアでは、乾燥や肌の土台まで整えることは難しく、悩みを繰り返してしまうケースもあります。
研究が示す、腸と肌のつながり

そこで注目されているのが、腸内環境と肌状態の関係です。
プロバイオティクス摂取と肌のバリア機能に関する研究では、プロバイオティクス摂取後に角層水分量の増加が報告された例や、肌バリア機能を示す指標に変化がみられた例が報告されています。
こうした知見から、腸内環境を意識したケアが肌のうるおい状態を保つアプローチとして注目されるようになってきました。
もちろん食事で整えるのが理想ですが、忙しい毎日の中で完璧を目指すのは現実的ではありません。そんな時は、腸内環境を意識したサプリメントを取り入れることも選択肢の1つです。
腸活は毎日継続することが何より大切。毎日の習慣として続けやすい点も、肌の土台ケアを考えるうえで大きな魅力ですよね。
毛穴をその場しのぎで隠すケアから、うるおいで満たされた肌環境を目指すケアへ。
腸活という視点が、これからの毛穴ケアの新しいヒントになるかもしれません。
【参考文献】Jwo J-Y, et al: Effects of probiotics supplementation on skin photoaging and skin barrier function: A systematic review and meta-analysis. Photodermatol Photoimmunol Photomed 39(2): 122–131, 2023.
<この記事の監修者>

水谷 優実
薬剤師・漢方養生指導士。調剤薬局での勤務経験を持ち、薬の専門知識に加え、漢方や栄養学の視点から体質改善をサポート。自身の出産後の不調を改善した経験から、腸内環境を整える重要性を広めている。薬に頼りすぎないセルフケアの提案を行っている。
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