夕方になると靴がきつい…。漢方医学の視点で考える働く女性のむくみ対策
提供:あんしん漢方
朝はすっきりしていたのに、夕方になるとパンプスがきつい。靴下を脱ぐと、足首に跡がくっきり。
そんな「夕方のむくみ」が当たり前になっていませんか?
マッサージをしても翌日にはまた気になるなら、外側からほぐすだけでなく、日中の過ごし方や食事など、からだの内側にも目を向けてみましょう。
むくみが起きる原因やセルフケアについて、漢方医学の視点も交えながら解説します。
夕方になると脚がパンパン。むくみはなぜ起こる?

むくみとは、からだに余分な水分がたまった状態のこと。とくに脚は重力の影響を受けやすく、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていると血液や水分が下半身にたまりやすくなります。
また、ふくらはぎの筋肉には脚の血液を心臓へ戻すのを助けるポンプのような役割があります。デスクワークで座りっぱなし、接客業で立ちっぱなしといった時間が長い人はふくらはぎを動かす機会が少なくなり、夕方のむくみにつながりやすくなるのです。
ただし、むくみは病気の影響で起こっていることもあります。朝からむくみが続いている、片脚だけ強くむくむ、痛みや赤みがある、息苦しさを伴う場合などは、セルフケアだけで済ませず医療機関を受診しましょう。
漢方医学では、むくみを「水」の偏りから考える
漢方医学では、からだの状態を「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」という3つの要素からとらえます。そのうち、水はリンパ液や汗、尿など血液以外の体液を表す考え方です。
漢方医学では、むくみは水の巡りの異常によって起こると考えます。水が必要な場所にうまく巡らず、からだの一部に偏る「水滞(すいたい)」が起こり、むくみにつながるのです。
水滞では、むくみのほか、頭が重い、めまいがする、尿量が少ないなど、さまざまな不調がみられることがあります。つまり漢方医学では、パンパンになった脚だけを見るのではなく、「水のバランスが乱れていないか」という視点から、からだ全体の状態を確認します。
むくみに加えて冷えや疲れやすさなどが気になる場合も、こうした体質や症状の組み合わせが漢方薬を選ぶ手がかりになります。
マッサージだけじゃない!内側から整えるむくみ対策

むくみが気になる人のなかには、すでに脚のマッサージを習慣にしている人もいるでしょう。
すでにマッサージを取り入れているなら、次は1日の過ごし方にも目を向けてみましょう。まず意識したいのが、長時間動かない状態を続けないこと。
デスクワークなら仕事の区切りに立って歩いたり、座ったままかかとを上げ下げしたりしてふくらはぎの筋肉をこまめに動かしましょう。立ち仕事の場合も、休憩中に足首を動かすなど、同じ姿勢を続けない工夫がおすすめです。
帰宅したら、横になる時間をそのまま脚のケア時間に。クッションなどを使って脚を少し高くすると、脚にたまった血液や水分が巡りやすくなります。
食事では塩分のとりすぎにも気をつけたいところ。麺類の汁を残したり、しょうゆやドレッシングをかけすぎないようにしたりと、小さな工夫から始めましょう。
ほうれん草やかぼちゃ、アボカド、バナナといった野菜や果物などに含まれるカリウムは、ナトリウムの排出を促す働きがあります。ほうれん草を使った副菜をプラスする、バナナを朝食に摂るなど、普段の食事に取り入れてみましょう。
繰り返すむくみには漢方薬という選択肢も

生活習慣を見直してもむくみが気になる場合は、漢方薬を取り入れることも選択肢のひとつ。
漢方では、同じ「むくみ」という悩みでも、体質やむくみ以外の症状も確認しながら、その人に合った処方を考えます。
たとえば、喉が渇いて尿量が少ないなどの症状を伴うむくみには「五苓散(ごれいさん)」、体力が虚弱で冷えや貧血の傾向があり、疲れやすい人のむくみには「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」などが選択肢になることがあります。
漢方薬を選ぶ際には、体質に合わない場合やほかの薬との飲み合わせ、副作用にも注意が必要です。自分に合った漢方薬を取り入れたい場合は、医師や薬剤師などの専門家に相談しましょう。
あんしん漢方なら、スマホからいつでも相談でき、医師・薬剤師など専門家のサポートをもとに症状や体質に合った漢方薬を提案します。漢方薬は自宅に届くので、仕事が忙しく、病院や薬局へ直接足を運ぶ時間をつくりにくい人にも取り入れやすいサービスです。
「体質だから仕方がない」と諦めず、あなたに合ったセルフケアでむくみに悩まされない毎日を目指しましょう。


