疲れやすい3つの体質タイプとは?漢方で考える原因と対策
提供:あんしん漢方
仕事から帰ると、夕飯の準備をする前にひと休み。子どもを寝かしつけたあとは、自分の好きなことをする元気も残っていない……。
「昔はもっと動けたのに」「忙しいから仕方ない」と、疲れやすさを我慢していませんか?
漢方医学では、疲れやすさをひとつの状態として捉えるのではなく、体質や一緒にあらわれる不調にも目を向けます。いつもの疲れ方を振り返りながら、無理なく続けられるセルフケアを見つけてみましょう。
疲れやすいのはなぜ?忙しい女性に多い原因

疲れやすさの背景には、睡眠不足や栄養不足、ストレスなど、さまざまな要因が関係しています。
たとえば、仕事や家事、育児に追われ、夜は自分の時間を楽しもうとつい夜更かし。朝は忙しくて朝食を抜き、昼食も簡単に済ませてしまう。そんな生活が続くと、疲れがたまりやすくなります。
また、職場や家庭で気を張る時間が長く、心身が十分に休まらないことも、疲れやすさにつながる要因のひとつです。
疲れやすさを改善するために、自分の疲れやすさにはどのような要因が関係しているのか振り返り、自分に合うセルフケアを始めてみましょう。
あなたはどのタイプ?疲れやすさに合わせたセルフケア

漢方医学では、からだの状態を「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランスから考えます。「気」は活動を支えるエネルギーのような働き、「血」は全身に栄養を届ける働き、「水」は潤いに関わると考えます。
このうち、気が不足した「気虚(ききょ)」、気の巡りが滞った「気滞(きたい)」、血が不足した「血虚(けっきょ)」などは、疲れやすさを考える手がかりになります。
ここでは3つのタイプの特徴と、それぞれに合ったセルフケアをご紹介します。
元気が出ない「気虚タイプ」
少し動いただけで疲れる、朝から元気が出ない、食欲もいまひとつ。そんな人は、漢方でいう気が不足した「気虚」の状態の可能性があります。気虚になると疲れやすさのほかに、手足の冷えや食後の眠気、息切れなどが起きやすくなります。
このタイプは、無理をせず、食事と休養をしっかりとることが大切。朝はおにぎりにゆで卵や具だくさんのみそ汁を添えるなど、栄養バランスを意識しましょう。また、予定を詰め込みすぎず、疲れ切る前に休息をとることもポイントです。
漢方薬では、胃腸の機能を高めて気を補う「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」などが用いられることがあります。
乾燥も気になる「血虚タイプ」
疲れやすいうえに、肌や髪が乾燥しやすい、爪が割れやすい、顔色がさえない。そんな人は、漢方でいう「血虚」の可能性があります。血虚は、全身に栄養を届け、からだを養う働きが不足していると考える状態です。
このタイプは、毎日の食事で栄養をバランスよく摂ることを意識しましょう。赤身の肉や魚、大豆製品などでたんぱく質や鉄分を補い、野菜や果物も組み合わせるのがおすすめです。
また、夜更かしを控え、休養の時間を確保することも効果的。
漢方薬では、血を補うとともに、からだを温めて血行をよくする「人参養栄湯(にんじんようえいとう)」などが用いられることがあります。
ストレスで心もからだもぐったり「気滞タイプ」
仕事で気を張る日が続くと、夕方にはぐったり。イライラしやすい、ため息が増える、おなかが張るといった人は、「気滞」タイプかもしれません。気滞は、ストレスなどによって気の巡りが滞っていると考える状態です。
このタイプは、心身の緊張をゆるめる時間を意識しましょう。デスクワークの合間に肩を回す、昼休みに外を散歩するなど、軽くからだを動かすのがおすすめ。好きな音楽を聴いたり、香りのよいお茶を楽しんだりするのも、気分転換になります。
漢方薬では気の巡りをよくする「加味逍遙散(かみしょうようさん)」などが適しています。
体質に合わせたケアで毎日を軽やかに
疲れやすさを改善するには、今の自分に必要なケアを見つけることが大切。朝食に一品添える、家事をひとつ手放す、昼休みに少し歩くなど、小さな工夫から始めてみましょう。
オンライン漢方サービス「あんしん漢方」では、AIによる分析を参考に、医師・薬剤師が体質や症状に合った漢方薬選びをサポートします。自宅から相談できるので、忙しい毎日のなかでも利用しやすいのが魅力です。

疲れやすさを「年齢のせい」「忙しいから仕方ない」で片づけず、専門家にも相談しながら、食事、休養、気分転換のとり方を見直してみませんか?


