肌の印象は、男の武器になる!話題のメンズ化粧品開発者に聞く「スキンケアの始め方」
「肌荒れやテカリが気になる」「でも何をすればいいのかわからない」
――そんな悩みを抱えながら、スキンケアに踏み出せない男性は少なくありません。いまやスキンケアは男女問わず、身だしなみの一部として注目されています。
今回は、男性向けスキンケアブランド「OBRIGADO(オブリガード)」の商品開発に携わっている國澤和華さんに、男性スキンケアの現状と未来について伺いました。
目次
現代の男性とスキンケアの距離感について
__美しさにジェンダーは関係ないという意識が広まり、男性もスキンケアをする文化が根づきつつありますが、依然として洗顔や保湿などに無頓着な男性も多く見られます。この点について、國澤さんはどうお考えですか?
「はい。多くの男性がスキンケアを後回しにする背景には、『肌は放っておいても大丈夫』という思い込みが根強く残っているのが理由だと考えています。
加えて、何を使えばいいのか分からない、使い方が分からないという“情報の不足”も要因の一つだと思います」(國澤さん/以下同)
__スキンケアは女性のものという意識は、簡単には変わらないのかもしれません。実際に男性向け製品を開発する中で、男女のスキンケア習慣や肌への意識にどんな違いを感じていますか?
「女性はスキンケアを“自分を大切にする行為”として日常に取り入れていることが多いですよね。一方で男性は、“必要に迫られたときだけするもの”という意識が強い印象です。
普段から肌の変化に敏感な女性に対し、男性は無頓着なまま過ごしてしまうことが多いような気がします。むしろ肌を気にすること自体が、どこか恥ずかしいと思っているのではないでしょうか」
__男性も女性も同じ人間、男性だから肌ケアは必要ないということはないですよね。
「そうですね。何より、肌が整っているだけで『清潔感がある』『信頼できそう』という印象を与えやすくなります。とくに、第一印象が大切な職業の方ほど、肌のケアは“外見以上の武器になる”と思うんです。
今後は“肌の印象=人柄や清潔感”として、ビジネスや恋愛においても注目される時代になると考えていますし、男性のスキンケアは“当たり前の身だしなみ”として定着していくと確信しています」
男性の洗顔習慣の課題と誤解
__男性の多くが「スクラブでゴシゴシ洗えば汚れが落ちる」と考えているようですが、実際には肌にどんな影響がありますか?
「ゴシゴシ洗うことで、肌の表面にあるバリア機能が壊され、乾燥や炎症の原因になります。実は『洗いすぎ』は汚れを落とすどころか、肌を守る力を奪ってしまうのです。
あとは、『夜だけ洗えばいい』『朝は水洗いで十分』という誤解も多いです。しかし、皮脂分泌が多い男性の肌は、本来朝晩2回の洗顔が基本。泡立てた洗顔フォームで優しく洗うのが大事です。
とくに夏場や汗をかく日中は、適切な洗顔が肌環境を整える鍵になります」
__冷たい水で豪快にバシャバシャと洗顔している男性、多いですよね(笑)
「はい(笑)ただ、男性の肌は女性より皮脂分泌が多く、水分量が少ない『インナードライ』になりやすい傾向があります。
つまり、表面はテカっているのに、内側は乾燥している状態です。このバランスの悪さが、毛穴の開きや肌荒れの原因になるので保湿は大事なんです。
でも、自分の肌状態を客観的に知る機会が少ない男性は、『脂っぽいから保湿はいらない』と誤解しがちです」
男性の化粧水・美容液についての理解と抵抗感
__洗顔に誤解が多いとなると、化粧水や美容液など保湿アイテムへの誤解や心理的ハードルはさらに高いのでは?
「おっしゃるとおりで、まず『ベタつきそう』『女性っぽい』『面倒くさい』といった心理的なハードルがあります。しかし本来、保湿は性別を問わず必要なケアですし、自分に合う製品を使えば“快適な感覚”が得られるんです」
__面倒なことは避けたいのが男性の心理かもしれませんね。
「はい、そんな男性が継続しやすくなるには、“変化を実感すること”に尽きます。たとえば『ヒゲ剃り後の肌触りがいい』『夏場のテカリ・冬場の乾燥が気にならなくなった』といった変化が喜びになり、習慣につながると思います」
男性のスキンケア、基本の第一歩
__男性のスキンケアで、これだけはやっておくべきことはなんでしょうか?
「洗顔から保湿までの3ステップは、ぜひ実践していただきたいです。ソープで余分な皮脂と汚れを落とし、化粧水で水分を与え、クリームで適度にフタをする。
女性からすると基本中の基本かもしれませんが、男性でもスキンケアの基本は同じです。
習慣化するには、まず『ステップが明確でシンプル』なのが大事なので、当社で開発しているスキンケア製品はこの3ステップで完結するために、何をどう使えばいいかが分かりやすい設計にしています」
__確かに、手順や使い方がシンプルだと、続けやすいですね。
「はい。とくに最初は『夜だけ実践する』『風呂上がりのルーティンに組み込む』など、生活の中に無理なく取り入れる工夫をするのもいいですね。簡単かつ心地よい使用感が、『続けたい』と思える原動力になると思います」
日々戦う男性の肌を守るために生まれた、OBRIGADO
__國澤さんが開発に関わっている「OBRIGADOの(オブリガード)」のスキンケア製品は、どのような使用感ですか?
「OBRIGADOのスキンケア製品は、サッパリしているけどつっぱりたくない、潤ってほしいけどべたついてほしくないという男性特有の混合肌にぴったりの使い心地になるよう、テクスチャや使用感に徹底的にこだわっています。
男性の多くが抱える『毛穴の目立ち・皮脂によるベタつき・乾燥・エイジングケア』の肌悩みに着目し、それぞれのケアに役立つ処方設計を行いました。
1秒間に1兆回振動する洗浄で毛穴汚れを浮かせて落とし、皮脂を取りすぎないやさしい成分を選定。ベタつきにくく、つっぱり感のない保湿ケアで、年齢を重ねた肌にもハリとうるおいを与える使用感に仕上げています」
エイジングケアの基本も、まずは肌から
__OBRIGADOのスキンケア製品は、エイジングケアにも特化しているとのことですが、
とくにどの年代の男性におすすめしたいですか?
「若いうちからスキンケア習慣をつけるのが理想ですが、とくに40代〜50代の男性にお使いいただきたいです。
この年代は、肌のハリやツヤの低下、シミ・くすみといった“見た目の変化”が目に見えて現れ始める年代。ここでスキンケアを習慣化できるかどうかが、その後の印象に大きく影響します。
OBRIGADOのスキンケアには、プラチナを配合しているため『白金ナノコロイド』の働きにより、肌をすこやかに保つサポートが期待できます。エイジングケアのみならず、肌へのダメージ後のケアにも役立ちます。
ただ、30代くらいからスキンケアを始めておけば、エイジングのスピードは緩やかになりますし、60代以降でも決して遅すぎることはないんですよ。
年齢に関係なく、気になり始めた『今』が一番のタイミングだと思います」
男性と女性の垣根を越えたスキンケア習慣を
__男性自身だけでなく、女性のなかには「彼氏や夫の肌の状態が気になる」と感じる人も多いです。大切なパートナーの肌が気になる女性に、アドバイスをお願いできますか?
「おっしゃるとおり、生活調査の結果でも、パートナーの肌の印象が気になるという回答は多いんですよ。
女性は、人からの視線を意識して肌を整える習慣がありますが、男性は『自分が気にならないからいい』と考えてしまいがち。
『一緒に使ってみよう』『これ、香りがなくて使いやすいよ』といった、自然に試せる空気をつくることがポイントだと思います。あくまで“自然に試せる空気”をつくることがポイントです」
__指摘ではなく、寄り添った提案がよさそうですね!
「そうですね。ケアの方法についても同様だと考えています。
顔は体よりも何倍もデリケートなので、泡で優しく洗うことが肌トラブルの予防にもつながることを丁寧に説明すれば、男性も納得して、意識してくれると思います」
__最後に、肌の手入れに一歩踏み出せていない男性に向けて、背中を押すひと言をお願いします。
「スキンケアは、『未来の自分』への投資です。
①ソープで洗う ②化粧水で潤す ③クリームで守る
このたった3ステップで、肌も印象も、そして自分自身の気持ちまで変わっていきます。
スキンケアは、面倒なことではなく『自分の魅力を高める最もシンプルな習慣』と捉えてみてほしいです」
男性のスキンケアは、未来の肌への投資
スキンケアは、見た目の印象だけでなく、自信や前向きな気持ちにもつながる習慣です。性別や年齢に関係なく、肌へのケアは自分を大切にすることでもあります。
今こそ、未来の自分のためにスキンケアを始めてみませんか?小さな変化が、数ヶ月後のあなたの人生を大きく変えるかもしれません。
<取材協力>
株式会社ビエスト化粧品
取締役:國澤 和華 様
所在地:大阪府大阪市中央区北浜2丁目3番10号
事業内容:化粧品の卸販売および一般向け販売
OBRIGADO:https://obrigado.skin/
美(Bi)の最上級(EST)を目指すスキンケアブランド。本来の肌力を引き出し、理想の肌状態へ導く化粧品づくりにこだわっています。
<取材・編集>
健タメ!編集部


