ガチガチ肩こり、約半数が「よくなった」と答えたのは…あの有名な漢方薬

痛み症状

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「肩が重くて仕事に集中できない……」

 「マッサージに行っても、その日の夜にはもう元通り」

慢性的な「肩こり」は、私たち現代人にとって逃れられない悩みのひとつです。 とくに女性のからだの悩みランキングでは、常に上位に君臨し続けるこの不調。

デスクワークでのパソコン作業、移動中や隙間時間のスマートフォン操作など、目を酷使し、同じ姿勢を続ける生活スタイルが当たり前になった今、肩こりは「国民病」ともいえる状態になっています。

対策をしようにも、毎日ゆっくり湯船に浸かる時間はなかなか取れないし、整体に通い続けるのも金銭的・時間的に負担がかかる。

結局、湿布を貼ったり、一時的なマッサージでごまかしたりしながら、ガチガチに固まった肩と付き合い続けている……。

そんな方は多いのではないでしょうか。

実は、風邪薬として有名な「あの漢方薬」が、肩こりに対して一定の有効性を示したという臨床データが存在するのです。

この記事では、医学専門書に記載された興味深い研究結果をご紹介します。

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肩こり「揉んでも治らない」のはなぜ? 

一般的に、肩こりは筋肉の疲労や血行不良、末梢神経の傷などが原因とされています。対症療法としては、筋肉をほぐしたり、湿布や磁器グッズなどを使うのもよいとされますよね。

一方、漢方医学では、肩こりを単なる部分的な筋肉疲労とは捉えません。 からだのなかのエネルギー・栄養・水分の巡りが悪くなり、からだのバランスが崩れた結果として、肩や首筋に症状があらわれていると考えます。

加えて、生活習慣の影響も大きいでしょう。冷房や薄着、ストレスによる緊張などでからだが冷えると、血の巡りが滞り栄養が筋肉に行き渡らなくなります。その結果、筋肉が強張り、老廃物が溜まって痛みや重だるさを引き起こすのです。

つまり、外側から筋肉を揉みほぐすだけでは、根本にある「冷え」や「巡りの悪さ」までは解消されにくいのです。

漢方薬は、身体の内側から温め、滞った巡りをスムーズにすることで、しつこい肩こりにアプローチします。

約半数に有効性が認められた「葛根湯」

ここで、漢方医学の専門書『漢方方剤の薬効・薬理』に記録されている、ある臨床研究のデータをご紹介します。

取り上げるのは、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう「葛根湯(かっこんとう)」です。風邪のひき始めに飲むイメージが強い薬ですが、実は肩こりの治療にも古くから用いられてきました。

以下のデータは、肩こりを訴える患者さんに対して、実際に葛根湯を投与し、その効果を測定したものです。

■ データ(出典:『漢方方剤の薬効・薬理』p.81)

  • 対象:肩こりを訴える患者 80例    
  • 介入:葛根湯を4週間連続で投与    
  • 条件:患者ごとの体質にかかわらず投与    
  • 結果:80例中38例、つまり47.5%に有効性が認められました    
    • この研究とは別に、肩こりのある患者40例を対象とした研究(廖ら)でも、葛根湯の有用性が検討されています。
  • 改善度:投与後の肩こりの状態について、「かなり良くなる」が62.5%、「ほとんどよくなる」が7.5%、「少し良くなる」が27.5%でした    
  • 全般有用度:「有用」以上が70.0%、「やや有用」以上を含めると高い割合で有用性が認められています    

※この結果は特定の臨床研究によるものであり、全ての方に同様の効果を保証するものではありません。

なぜ「葛根湯」が肩こりに効くのか?

「風邪薬の葛根湯が、なぜ肩こりに?」と不思議に思うかもしれません。しかし、そのメカニズムを知れば納得がいきます。

葛根湯は、主に以下の生薬で構成されています。

  • 葛根(カッコン):首や背中の筋肉の緊張を緩める働きがあります。
  • 麻黄(マオウ)・桂皮(ケイヒ):身体を温め、発汗を促し、滞った気を巡らせます。
  • 芍薬(シャクヤク)・甘草(カンゾウ):筋肉の痙攣や急激な痛みを和らげます。

これらが組み合わさることで、葛根湯は「身体を温めて血流を良くし、首から背中にかけての筋肉の強張りをほぐす」という複合的な作用を発揮します 。

 風邪のひき始めに感じる「寒気」や「首筋のこわばり」を解消するメカニズムは、そのまま「冷えて固まった肩こり」の解消にも通じているのです。   

漢方薬は自分に合ったものを選ぶ必要がある

先ほどのデータで重要なのは「体質にかかわらず投与して、約半数に有効だった」という点です 。 漢方薬は本来、自分の体質に合っていないと効果が出にくいものですが、葛根湯は比較的幅広いタイプの肩こりに対して、一定の効果が期待できる(ファーストチョイスになり得る)可能性を示しています。   

しかし当然ながら、残りの「52.5%」になる可能性もあります。データを見ると、逆に言えば「半数の人には効果が認められなかった」とも捉えられますよね。これが漢方薬の奥深さであり、難しいところです。

葛根湯は、からだを温める力が強いため、体力がある人や、冷えによって肩がこっている人には適しています。しかし、胃腸が著しく弱い人や、虚弱体質の人、あるいはのぼせが強い人などが服用すると、効果が出ないばかりか、胃もたれや発汗過多などの不調を感じることもあります。

また、肩こりの原因は人それぞれで、「ストレスでイライラや緊張が続いていること」にある場合や、血流が悪いというよりも「血液などの栄養が全身に足りていない場合」などもあります。

体質によっては加味逍遙散(かみしょうようさん)や当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)といった別の漢方薬が適していることも少なくありません。

「自分は葛根湯でいいのかな?」 「それとも別の漢方薬の方が合っているのかな?」

この判断を自分一人で行うのは、なかなかハードルが高いものです。 だからこそ、効果を実感するためには、専門家の見立てが必要不可欠なのです。

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中田早苗

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 中田 早苗 薬剤師。認定運動支援薬剤師。就実大学薬学部卒業。病院薬剤師として約7年間勤務後、漢方薬局で2年間勤務。ファスティングマイスターとして100名以上のファスティングをサポート。TiktokやInstagramでファスティング・美腸を普及する活動も行っている。

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