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隠さず育てる画期的な“肌育治療”とは?【美容皮膚科医に取材】

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ふと鏡を見たときに、「なんだか疲れて見える」「肌にハリがなくなってきた」と感じることはありませんか? 特に40〜50代になると、肌の変化は避けられませんが、最近は20〜30代のうちから肌のケアを見直す方も増えています。

そこで今回は、美容のプロフェッショナルであるメディアージュクリニックの富島院長に、話題の「肌育治療」についてお話を伺いました。

「肌育治療」とは?──“隠す”ではなく“育てる”という選択

__そもそも「肌育治療」とは、どのようなものなのでしょうか?

「簡単に言えば、一時的に整えるのではなく、肌そのものの力をじっくり育てる治療です。肌の欠点はメイクで隠すこともできますが、それでは根本的な解決にはなりません。

肌育治療では、肌本来が持つ働きをサポートすることで、日々の生活習慣の中に自然と溶け込むようなケアを目指しています。まるで運動や食生活を整えるように、肌も“鍛える”という感覚に近いですね」(富島さん/以下同)

年齢であきらめてほしくない──院長の想い

__肌育治療を導入された背景には、どのような想いがあったのでしょうか?

「私がクリニックを始めた頃、40〜50代の女性の多くが『もう年だから』とご自身の肌をあきらめている様子を目にしました。しかし実際には、肌は正しくケアをすれば年齢に関係なく応えてくれるものなんです。

『年齢を理由に美しさをあきらめてほしくない』──その想いが、肌育治療を始めた原点です」

鏡を見るのが楽しくなった

__これまでの治療で、特に印象に残っている患者さんとのエピソードはありますか?

「ある50代の女性が印象的でした。初めていらしたときは、『人と目を合わせるのも苦手』とお話しされるほど肌に自信を持てずにいたのですが、数ヶ月後には、『朝に鏡を見て気分が上がるようになりました』と笑顔で話してくださいました。

外見だけでなく、気持ちまで前向きになっていく姿を拝見し、この治療の価値を改めて感じました」

「肌は心とつながっている」──こだわりと現在の取り組み

__現在、肌育治療ではどのような取り組みをされているのでしょうか?

「できるだけ肌への負担が少なく、無理なく続けられる方法を大切にしています。
最近はK-POPアイドルの影響などで若年層の美容意識が高まり、20〜30代でも肌育治療に関心を持つ方が増えています。

価格競争が進み、若いうちからも施術を受けやすい費用感になってきていることも後押ししていますね。

また、『ネガティブを消す』のではなく、『より良くなりたい』という前向きな気持ちに応える治療であることも大切にしています。

そのため、一人ひとりのライフスタイルや肌の状態に合わせ、無理なく習慣にできる方法をご提案しています」

肌は何歳からでも育てられます

__今回伺ったお話から、肌育治療の大切さが伝わってきました。

「肌は、いくつになっても変わる力を持っています。
もし少しでも『今より良くしたい』『もっと前向きに過ごしたい』と感じているなら、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。

肌を育てることは、自分自身を大切にすることにつながりますから」

肌育治療が心のあり方も変える

本日は、メディアージュクリニックの富島院長に、肌育治療にかける想いを伺いました。

今回の取材を通して感じたのは、肌を整えることは見た目を変える以上に、心のあり方を整えることでもあるということです。

富島院長のお話から、年齢に関係なく自分らしく輝こうとする方々の背中をそっと押してくれる治療だと感じました。

忙しい毎日の中でも、自分を大切にする時間を持ちたい──そう考える方にとって一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

<取材協力先>
医療法人社団 MEDIAGE メディアージュクリニック
院長 富島様
本社所在地:(青山院)東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山7F
企業公式サイト:https://mediage.co.jp/

<取材・編集>
健タメ!編集部

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