絶対夏バテしたくない人へ。今から仕込む腸活ルーティン

腸活

暑くなると、毎年なんとなく体がだるい。

食欲が落ちる。

冷たいものばかり欲しくなる。

朝起きても疲れが抜けない。

そんな「夏バテしやすいタイプ」の方こそ、暑さが本格化する前に始めておきたいのが腸活です。

夏は、腸にとって想像以上に過酷な季節です。

冷たい飲み物、アイス、そうめん、冷房による冷え。

暑さをしのぐために選んでいるものが、知らないうちに胃腸を冷やし、消化する力を弱らせてしまうことがあります。

さらに汗をたくさんかく夏は、水分だけでなくミネラルも失われやすい時期。

そこに食欲低下や、麺類だけの簡単な食事が続くと、身体に必要な栄養が不足しやすくなります。

夏のだるさは“腸の疲れ”から始まるかも

腸は、食べたものを消化・吸収し、身体に必要な栄養を届ける大切な場所です。つまり腸が元気に働けないと、エネルギーを作る材料がうまく届かず、だるさ・疲れやすさ・食欲不振・お腹の不調につながりやすくなります。

実際に、毎年夏に疲労感を感じる健康な男性を対象にした研究では、特定の乳酸菌で発酵したヨーグルトを12週間摂取することで、夏の疲労感や全身のだるさが軽減したことが報告されています。

これは、「腸を整えること」が夏のコンディションづくりに関わる可能性を示している、とても興味深い研究です。

だからこそ、夏バテ対策は「疲れてから頑張る」のではなく、「疲れにくい身体を今から仕込む」ことが大切です。

夏本番前に仕込みたい腸活習慣

夏の腸活で大切なのは、「冷やしすぎないこと」と「足りない栄養を補うこと」。

冷たいものを飲むなら、温かい味噌汁やスープを一緒に。

そうめんだけで済ませる日は、卵・納豆・鶏肉・豆腐などのたんぱく質をプラス。

オクラ、海藻、きのこ類など、腸内細菌のエサになる食物繊維も意識してみましょう。

でも、毎日完璧な食事を続けるのはなかなか難しいもの。

そんなときは、乳酸菌・ビフィズス菌・食物繊維などを含むサプリメントを味方につけるのもおすすめです。

夏バテしやすい人ほど、まず整えたいのは“腸”。

腸が元気に働ける環境をつくることが、暑い季節を軽やかに乗り切る第一歩になります。

【参考文献】Makino S, et al: Anti-Fatigue Effects of Yogurt Fermented with Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus OLL1073R-1 in Healthy People Suffering from Summer Heat Fatigue: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Trial. Nutrients 10(7): 798, 2018.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29933559/

<この記事の監修者>

水谷 優実

薬剤師・漢方養生指導士。調剤薬局での勤務経験を持ち、薬の専門知識に加え、漢方や栄養学の視点から体質改善をサポート。自身の出産後の不調を改善した経験から、腸内環境を整える重要性を広めている。薬に頼りすぎないセルフケアの提案を行っている。
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