夏バテと更年期が重なる人に知ってほしい。体の内側で“密かに”おきていること
※提供:あんしん漢方
毎日嫌になるほど暑い日が続く夏。仕事に家事にとやることはいっぱいなのに朝からからだが重く、楽しみにしていた予定まで億劫になっていませんか?
水分や栄養を意識して摂ってもなかなかよくならず、暑い時期は仕方ないと我慢している人もいるでしょう。
実は、更年期世代の夏の不調は、暑さだけでなく、汗や冷え、眠りの浅さなどが重なっている可能性があります。頑張り不足だと自分を責める前に、今のからだに合う整え方を知っておきましょう。
夏バテが長引くのは、更年期のゆらぎが重なるから

更年期になって夏バテが長引くようになったと感じるのは、気合いや努力が足りないからとは限りません。
更年期は女性ホルモンの減少に加え、体質や生活環境なども影響してさまざまな不調があらわれることがあります。そこへ夏の高温多湿や冷房による冷え、睡眠不足が重なると、いつもの夏バテ対策だけでは立て直しにくくなることも。
更年期の夏バテには、暑さ対策だけではなくからだ全体の状態にあわせたケアが重要です。
更年期世代の夏バテが回復しにくい3つの理由

更年期のゆらぎと夏の環境が重なると、複数の不調が起きて回復しにくくなります。夏バテが長引く背景を整理してみましょう。
ほてりと暑さで消耗しやすい
夏特有の暑さだけではなく、更年期には自律神経が乱れてホットフラッシュと呼ばれるほてりがおきやすくなります。
暑い屋外で汗をかいたあとに冷房の効いた室内へ入る生活を繰り返すと、暑さと冷えの両方に悩まされがち。自律神経にも負担がかかり、さらにほてりが起きやすくなることもあります。
さらに、ほてりによる発汗がみられることも。発汗によって水分や塩分のバランスが崩れると、からだのだるさだけではなく頭痛や倦怠感といった熱中症のような症状につながりやすくなります。
寝汗と熱帯夜で眠りが浅くなる
更年期の寝汗と夏の熱帯夜によって眠りが浅くなることも、夏バテが回復しにくくなる理由のひとつ。
寝汗やほてりで夜中に目が覚めると、睡眠時間を確保しても熟睡した感覚を得にくくなります。熱帯夜による寝苦しさも加われば、翌朝の疲労感につながりやすくなります。
十分な睡眠がとれないと疲労が残って日中の活動にも支障がでてしまいがち。家事のあとに疲れてぐったりしたり、仕事から帰宅したあと夕食の準備をする元気がなくなったりすることもあるでしょう。
さっぱりとした食事続きで栄養が不足しがちになる
暑い日は、そうめんや冷たい飲み物など、さっぱりとして食べやすいものだけで食事を済ませたくなります。
しかし、簡単な食事が続くとたんぱく質やビタミンなどの栄養素が不足しがちに。その結果、からだに必要な栄養素も不足して回復に時間がかかりやすくなります。
また、冷たい飲食物は胃腸の冷えも招きます。胃腸が冷えると消化吸収の機能が低下し、栄養の吸収効率が悪くなることもあるため、冷たいものの摂りすぎにも注意が必要です。
今日から始める、更年期世代の夏バテ対策

更年期世代の夏バテ対策では、新しい習慣をいくつも増やす必要はありません。まずは水分摂取や食事、睡眠といった基本的なポイントを今の生活のなかで無理なく整えましょう。
水分は起床時や外出前、入浴前後、就寝前など、生活の区切りでこまめにとり、汗を多くかいたときは塩分も補います。
食欲がない日はそうめんやパンなどの軽い食事だけで済ませず、卵や豆腐、豚肉、魚などを少量添えると、不足しがちなたんぱく質やビタミンを補いやすくなります。胃腸の冷えを防ぐために、温かい汁物を一品加えるのも効果的です。
また、冷房による冷えが気になる場合は薄手の羽織りや靴下で調整しましょう。
夜は就寝前から冷房で寝室を適温に冷やし、風がからだに直接当たらないようにすることが大切。寝汗や暑さで眠れなかった翌日は予定を詰め込みすぎず、短い休憩を意識してとり、心身を労わりましょう。
夏バテ対策に、からだ全体を整える漢方薬を

セルフケアを続けてもだるさや食欲不振、ほてり、寝汗などが気になる場合は、漢方薬を活用するのも選択肢のひとつ。
漢方医学では、夏バテは生命エネルギーである「気」の不足や、体内の「水」の不足や巡りの異常によって起こると考えます。また、同じ「夏バテ」という悩みでも、胃腸の弱りが目立つ人、汗をかいて消耗しやすい人、冷えとのぼせが混在する人など、症状や体質によって異なる処方を検討します。
代表的な夏バテの処方としては「清暑益気湯(せいしょえっきとう)」が挙げられます。
ただし、漢方薬も医薬品であり、副作用や飲み合わせへの注意が必要です。「夏バテにはこの漢方薬」と自己判断で選ぶのではなく、漢方薬に詳しい医師や薬剤師に相談しましょう。
オンライン漢方サービスの「あんしん漢方」では、スマホで気軽に医師や薬剤師に相談できます。漢方薬は自宅へ届けられるため、仕事や家事で忙しく、医療機関へ足を運ぶ時間をつくりにくい方にも利用しやすいでしょう。
夏を前向きな気持ちで過ごすために、一人で抱え込まず専門家に相談してみませんか?


