繰り返す大人ニキビに。美容薬剤師が教えるインナーケア
提供:あんしん漢方
「朝、鏡を見たらあごにまた赤いにきびが……」
仕事や家事、育児に追われて忙しい日々を過ごしていると、気づかないうちに大人ニキビができていた、という経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。若い頃と同じようにケアをしてもなかなか治らず、何度も繰り返すということも少なくありません。
そんな大人ニキビには、洗顔などの外側からのケアだけではなく、インナーケアによるアプローチが効果的です。今の肌と暮らしに合う、無理のない整え方を見つけましょう。
大人ニキビは「洗顔不足」だけが原因ではない

ニキビの原因はさまざまで、皮脂の過剰分泌や洗顔不足などの肌のコンディションが原因のこともあれば、ストレスや不規則な生活などによるからだの内側の状態が関係していることもあります。
とくに、忙しい日が続いていると食事が簡単になったり睡眠時間が短くなったりして、栄養不足や睡眠不足につながります。こうした状態が続いていると、肌に必要な栄養が不足したり自律神経が乱れたりして、肌のターンオーバーが乱れてニキビができやすくなるのです。
忙しい日が続いた翌朝や寝不足が重なったときにニキビができるなら、肌だけでなく生活全体を振り返るサインとして捉えてみましょう。
大人ニキビのスキンケア

大人ニキビのセルフケアでは、皮脂を落としすぎず、肌への刺激を減らしながら保湿することが大切です。
洗顔は朝晩の1日2回を目安に、洗顔料をよく泡立て、指でこすらず泡で包み込むように洗いましょう。すすぎ残しがないようにたっぷりの水で洗い流すことも大切です。洗顔後は化粧水や乳液で保湿を丁寧に行いましょう。
また、赤みを見つけても、触ったり潰したりするのは避けましょう。コンシーラーを何度も重ねる、頬杖をつく、前髪やマスクが繰り返し触れるといった刺激も、ニキビが気になる肌には負担となることがあります。
朝の支度やメイクの際には、ニキビ隠すことよりもこすらない・触らないを意識し、日中は肌に触れる回数を減らすことを意識しましょう。
大人ニキビを防ぐ!肌をいたわるインナーケア

スキンケアとあわせて、毎日の過ごし方も少しずつ整えていきましょう。完璧な生活を目指すのではなく、続けられる方法で取り入れるのがポイントです。
睡眠の時間帯を大きく乱さない
睡眠不足や昼夜逆転は、にきびの悪化や再発を招く要因になるため、十分な睡眠時間を確保するとともに、睡眠のリズムを大きく崩さないように心がけましょう。
毎日早寝が難しくても、平日と休日で起床時刻を大きくずらさない、眠る直前までスマートフォンを見続けないなど、小さなルールを決めましょう。これにより、体内時計が整うとともに、睡眠の質の向上も期待できます。
夜の家事が残っている日は無理に全部終わらせようとせず、翌朝へ回すのもひとつの手です。
いつもの食事にプラス1品を意識する
肌のターンオーバーを整えるには、栄養バランスのいい食事を摂り、栄養不足を防ぐことが大切。とはいえ、食事内容を大きく変えるのは難しいという人もいるでしょう。
そんなときは、いつもの食事におかずを1品プラスすることを意識しましょう。忙しい昼に菓子パンだけで済ませがちなら卵を使ったサラダやヨーグルトなどを添え、夕食には野菜や海藻のサラダを加えると不足しがちな栄養を補えます。
日々の食事のなかで、無理のないかたちで取り入れてみましょう。
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繰り返す大人ニキビに漢方薬という選択肢も

繰り返す大人ニキビには漢方薬で内側からアプローチするのもひとつの手です。漢方薬は自然由来の生薬でつくられており、心とからだのバランスを整えることで不調にアプローチします。
ニキビを繰り返しやすい体質そのものを改善するため、根本から治したいというお悩みにも効果的です。
漢方医学では、ニキビは生命エネルギーである「気(き)」や栄養を運ぶ「血(けつ)」の巡りの乱れによって起こると考えます。そのため、気の巡りをよくして炎症をしずめる「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)」や「清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)」などがおすすめです。
ただし、漢方薬は同じ「にきび」という悩みでも肌の状態や体質、ほかの不調によって選び方が異なります。自己判断で複数を試すのではなく、漢方に詳しい医師や薬剤師へ相談しましょう。
あんしん漢方では、スマホで症状や体質などに関するフォームに回答すると、薬剤師からあなたにあった漢方薬を提案します。漢方薬に関する疑問や不安をいつでも相談できるため、初めて漢方薬を飲む人も安心です。
今の肌やからだの状態にあわせて、あなたに合うケアを始めてみませんか?
<この記事の監修者>

水谷優実(みずたにゆうみ)
薬剤師・美容薬剤師
薬学の知識と美容の専門性をかけ合わせた視点で活動する美容薬剤師。流行に左右されず、科学的根拠を大切にした美容を発信している。肌や体の仕組み、成分の働きを専門知識を活かして正しく見極め、安心して続けられるケアを提案。フェイシャルエステサロンの運営も行い、医療の知識とサロン現場での経験を活かしながら、美しさを内側から育てるサポートをしている。


