「最近、性交がちょっとつらい」誰にも言えない性交痛、我慢していない?

婦人症状

提供:あんしん漢方  

「最近、性交するとヒリヒリする」

「以前は平気だったのに、なぜか痛い」

そんな変化に気づいても、パートナーには言い出しづらく、婦人科へ行くほどなのか迷ってしまうこともありますよね。

性交痛は、気持ちの問題だけで起こるものではありません。乾燥や粘膜の変化、からだの緊張など、さまざまな背景が関係します。

無理に我慢せず、自分のからだからのサインとして向き合ってみましょう。

「年齢のせい」と我慢しないで。性交痛はからだからのサイン

性交痛の原因はひとつではありません。たとえば、更年期にエストロゲンの分泌量が減少すると腟や外陰部のうるおいが不足しやすくなり、性交時の摩擦によってヒリヒリ感や痛みが起こりやすくなります。

また、「また痛くなるかも」という不安から無意識にからだに力が入り、骨盤底筋が緊張することで痛みにつながることもあります。

そのほか、腟や外陰部の感染症、婦人科系疾患などが関係しているケースも。入口付近が痛むのか、奥のほうが痛むのか、性交後まで違和感が続くのかによっても考えられる原因は異なります。

「乾燥しているだけ」「年齢のせい」と決めつけず、まずは痛む場所やタイミング、ほかに気になる症状がないかを振り返ることが、適切なケアにつながる第一歩です。

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今日からできる、性交痛を我慢しないための3つのケア

痛みを我慢して性交を続ける必要はありません。まずは毎日のなかで、刺激を減らし、心身の緊張をやわらげることから始めてみましょう。

乾燥が気になるなら保湿・潤滑を取り入れる

乾燥感がある場合は、デリケートゾーン用の保湿剤を日常のケアに取り入れたり、性交時に潤滑ゼリーなどの潤滑剤を使ったりする方法があります。

とくに潤滑剤は摩擦を減らすことで刺激を抑える助けになります。ただし、製品を使って違和感や刺激を感じた場合は使用を中止しましょう。

深呼吸で骨盤底筋をゆるめる

「また痛くなったらどうしよう」と身構えると、知らないうちにおなかやお尻、骨盤底筋に力が入ってしまうことがあります。リラックスしてからだの力を抜きたいときは、仰向けになってひざを軽く曲げ、おなかに手を当ててゆっくり深呼吸してみましょう。

鼻から息を吸い、口から細く長く吐きながら、おなかやお尻の力がふわっと抜けていくイメージを持つのがポイントです。性交の直前だけでなく、入浴後や寝る前など、落ち着いて過ごせる時間に取り入れて、力を抜く感覚をつかんでおくのもよいでしょう。

「痛い日はしない」も大切な選択

「痛いけれど断ったら悪いかな」と無理をする必要はありません。痛みが気になる間は挿入を休み、スキンシップなど別の方法で過ごすことも選択肢です。

緊張するときは、息をゆっくり吐きながら下腹部やお尻の力を抜くことを意識してみましょう。痛みを言葉にしてパートナーと共有することも、無理をしないための大切なケアです。

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痛みが続くなら、ひとりで抱え込まず婦人科へ

性交痛が繰り返す、長く続く、性交以外のときにも外陰部が痛む場合は、一度婦人科で相談しましょう。出血や気になるおりもの、かゆみ、排尿時の違和感などを伴う場合も、原因を確認することが大切です。

「性交痛だけで受診していいの?」と思うかもしれませんが、性交痛も医療機関に相談できます。専門家の力を借りながら、からだに合うケアを取り入れましょう。

からだ全体を見直したいなら、漢方薬という選択肢も

性交痛が気になるなら、性交痛が起きやすい体質そのものにアプローチすることも選択肢のひとつです。漢方薬では、性交痛だけではなく、冷えや月経のゆらぎ、疲れやすさ、ストレスなど、ほかの不調も踏まえて、あなたに合うものを選ぶことが大切です。

漢方医学では、栄養を運ぶ「血(けつ)」が不足した「血虚(けっきょ)」の傾向では冷えや疲れやすさなどがみられ、「血」の巡りが滞った「瘀血(おけつ)」では下腹部の痛みや月経にまつわる不調などがあらわれることがあります。

また、性交痛以外に頻尿などの泌尿器科系の不調が気になる場合は、加齢により成長や生殖、生命エネルギーを蓄える働きに関わる「腎(じん)」が衰えていると考えます。

そのため、漢方薬を取り入れるなら血を補う「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」や腎を補う「八味地黄丸(はちみじおうがん)」がおすすめです。

ただし、漢方薬は同じ悩みでも体質や症状によって選び方が異なるため、自己判断ではなく医師や薬剤師に相談しましょう。

「デリケートなことだから、対面では話しにくい」という方には、オンラインで相談できる「あんしん漢方」も選択肢のひとつです。あんしん漢方ではスマホから体調や生活習慣を相談でき、医師や薬剤師があなたの症状や体質に合わせた漢方薬選びをサポートします。

専門家の力も借りながら、自分が心地よく過ごせる方法を探していきましょう。

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中田早苗

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 中田 早苗 薬剤師。認定運動支援薬剤師。就実大学薬学部卒業。病院薬剤師として約7年間勤務後、漢方薬局で2年間勤務。ファスティングマイスターとして100名以上のファスティングをサポート。TiktokやInstagramでファスティング・美腸を普及する活動も行っている。

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