忙しい日に胸がチクチク…。ストレスによる胸痛とセルフケア【医師監修】
提供:あんしん漢方
「仕事が立て込むと、胸がギュッとする」
「人間関係で気を張った日は、胸がチクチクする」
そんな経験はありませんか?
少し休むと落ち着くと「疲れているだけかな」とそのままにしてしまうこともあるかもしれません。その胸痛は、ストレスが関係している可能性があります。
ただし、胸痛には心臓や肺などの病気が隠れている場合も。胸痛が起こる原因や毎日のセルフケアを紹介します。
忙しい日に胸が痛む…ストレスと胸痛は関係ある?

仕事の締め切りに追われているとき、大切な打ち合わせの前、人間関係で気をつかう日が続いているとき。そんなときは、気持ちだけでなくからだも知らず知らずのうちに緊張しています。
ストレスがかかると自律神経が乱れ、心拍数や呼吸など、からだにもさまざまな変化が起こりやすくなります。「会議が近づくと胸がつまる感じがするけれど、家に帰ってほっとすると気にならなくなる」という場合は、ストレスが関係しているかもしれません。
このように、検査では明らかな異常がみられなくても、精神的な負担を感じたときに胸痛や動悸、息切れなどがあらわれる場合は「心臓神経症」と呼ばれます。
とはいえ、「最近ストレスが多いから、この胸痛もきっとストレス」と決めつけるのは禁物。
胸痛は、心臓だけでなく、肺や筋肉など、さまざまな要因が関係して起こることもあります。
なかでも、突然の強い痛みや胸を締めつけられる・押されるような感覚、冷や汗、強い息苦しさを伴う場合は注意が必要です。いつもとは明らかに違う症状や強い痛みが続く場合は速やかに医療機関に相談しましょう。
今日からできる4つのストレスケア

医療機関で緊急性のある病気が否定され、ストレスとの関係が考えられる場合は、毎日の生活のなかで緊張をゆるめる習慣を取り入れてみましょう。
「ストレスをなくさなきゃ」と考える必要はありません。仕事や家事の合間にできる小さな習慣から始めてみてください。
気持ちが張りつめたら「ゆっくり吐く」
忙しいときほど、気づかないうちに呼吸が浅くなっていることがあります。
そんなときは、腹式呼吸をしてみましょう。椅子に座っておなかに手を添え、口から3秒ほどかけて吐き、同じくらいの時間をかけて鼻から吸う腹式呼吸をくり返します。
仕事を始める前や打ち合わせが終わったあとなど、自分なりのひと息つく時間を決めておくと続けやすくなります。
仕事の区切りに少しだけからだを動かす
パソコンに向かっていると、気づけば何時間も同じ姿勢のまま……という日もありますよね。
忙しい女性ほど、仕事の区切りとからだを動かすタイミングをセットにしておくのがおすすめです。お昼休みに少し遠回りして歩く、コピーを取りに行くついでに肩を軽く回すなど、こまめにからだを動かしましょう。
短い時間でも、緊張しっぱなしの状態から切り替えるきっかけになります。
夜は休息モードに切り替え
ベッドに入ってからも仕事のことを考えたり、スマートフォンでメールを確認したりしていませんか?
忙しい時期こそ、夜は気持ちを休息モードへ切り替える時間を意識してみましょう。就寝1〜2時間前に入浴したり、照明を落とした寝室でゆっくりと過ごしたりするのもひとつの方法です。
カフェインの影響を受けやすい人なら、夕方以降のコーヒーや緑茶を控えてみる方法もあります。「今日はここまで」と区切る時間をつくり、心身をリラックスさせましょう。
ストレスによる不調なら漢方という選択肢も

毎日のセルフケアを続けても、ストレスによる胸痛が気になる。そんなときは、漢方薬について医師や薬剤師に相談してみるのも選択肢のひとつです。
漢方医学では、ひとつの症状だけを見るのではなく、その人の体質やからだ全体の状態を捉えながら考えていきます。
漢方医学には「気(き)」という生命活動を支えるエネルギーがからだを巡っているという考え方があり、ストレスなどによってその巡りが滞った状態を「気滞(きたい)」と捉えます。気の巡りをよくしてストレスに対応する処方としては「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」などが代表的です。
ただし、「胸が痛いから、この漢方薬」と一律に決められるわけではありません。胸痛がある場合はまず原因を確認し、そのうえで気分の落ち込みやのどの違和感、冷えなど、ほかの状態も含めて自分に合った漢方薬を専門家と一緒に選ぶことが大切です。
自分に合った漢方薬を知りたいときは、オンラインで相談できる「あんしん漢方」を活用してみましょう。あんしん漢方では、症状や体質に関する情報をもとに医師・薬剤師が漢方選びをサポートします。
相談から処方までオンラインで進められるため、仕事や家事で忙しく、なかなか時間をつくれない方にも取り入れやすいのが特徴です。
胸痛が気になるなら、毎日の過ごし方を少しずつ見直し、自分に合ったケアを始めてみてください。


