眉間の大人ニキビが恋路の邪魔に…このままじゃ彼に告白できません

体験談

前髪アレンジをするたびにブラシが眉間のニキビに当たって痛い。眉間の目立つ場所にできたニキビが嫌で額を見せるのが恥ずかしい…。
30代の大人女性のなかには、こうした「眉間のニキビ」に悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

こうした自分ではどうにもならないつらい症状の緩和や体質改善には、漢方薬がよく効くことをご存知でしたか? 
「健タメ!」では、読者からの体験談をもとに、お悩みに関する原因や対処法を医師や薬剤師がお答えしていきます。

今回は「眉間のニキビ」をテーマに、薬剤師の中田早苗先生にお話を伺ってみました。

不摂生な生活で眉間にニキビが! 彼に気づかれる前に治す方法は?

菜津美さん(30歳女性)、会社員の方からご質問をいただきました。

実はいま、同じ部署の先輩の中に好きな人がいるのですが、なかなか気持ちを伝える勇気が出なくて困っています。
先輩とは普段から仲が良く、一緒にランチも行くほどなのですが、最近ちょっとしたことがあり、告白する勇気がなくなってしまったんです。
先週の朝のことなのですが、受付の女の子のうちの一人がすごく可愛いと部署内で話題になっていたんです。その会話には彼も参加していたのですが、そのとき彼が言っていたことが気になってしまって……。
彼は「あの子、本当に可愛いよね。肌とかめっちゃ綺麗で赤ちゃんみたいだし!」なんて言っていたんです。
たまたま聞いてしまったとはいえ、それ以来肌のことが気になって仕方がありません。
しかもいま私、眉間にできた大きなニキビと格闘中でして、不摂生な生活のせいか何をしても治らないので、ニキビが見えないように必死で前髪を伸ばして隠しているんです。
きっと彼にもまだこのニキビはバレていないはずですが、何かの拍子に見えてしまって、幻滅されたらと思うと気が気ではありません。
即刻この眉間ニキビを治してしまいたいのですが、何か良い方法はないでしょうか?

ご質問ありがとうございます。
眉間は、おでこから鼻筋にかけてのTゾーンと言われる場所に含まれ、皮脂分泌が盛んなため、顔の中でもニキビができやすい場所です。
今回は、眉間にニキビができる原因や改善方法について、詳しくお伝えしていきましょう。

眉間ニキビは細菌の増殖と「心」「肺」の衰えが原因

おでこから眉間、鼻にかけての「Tゾーン」といわれる部分は、皮脂分泌が盛んで毛穴も開きやすい場所です。
さらに眉間は顔の中でも凹凸のある場所であるため、紫外線によるダメージも受けやすく、ニキビのできやすい場所と言われています。
眉間ニキビができる原因としては、ストレスによるホルモンバランスの乱れや皮脂やメイクの落とし残しなどによる毛穴づまり、眉間の産毛に皮脂や汚れが付着してアクネ菌の温床になることなどが挙げられます。

東洋医学では「肌は内臓の鏡」と言われ、身体の状態が皮膚に反映されると考えられています。
特に背中のニキビは、「心(しん)」と「肺(はい)」の衰えにより起こることが多く、ストレスや気分の落ち込み、体の冷えなどがある方に生じやすいとされています。

次の章では、こうした眉間のニキビを改善するための具体的な方法をお伝えしていきましょう。

眉間のニキビを改善する3つの簡単ケア

1.眉間の産毛をこまめに処理する

眉間には微細な産毛が生えており、この産毛にニキビの原因となる菌や皮脂が絡まることでニキビができてしまうことがあります。
毎日の洗顔で眉間を清潔に保つのはもちろんですが、産毛についた目視することも難しいレベルの皮脂や汚れをこまめに落とすのは大変なことです。
予防策として、汚れや皮脂が付く産毛をシェービングによってあらかじめ取り除いてしまうというのも一つの方法です。眉や顔そり用の女性用フェイスシェービングなども市販されていますので、ぜひ活用してみてください。

2.眉間に不要な刺激を与えないようにする

眉間をはじめとするTゾーンは、毎日のヘアアレンジで前髪を触ったり、スタイリング剤をつけたりするときに、つい手や指で触れてしまいがちな場所です。
ニキビになりつつある場所や、既にできているニキビに触れてしまうことで指から雑菌が入ることもありますし、スタイリング剤の成分が毛穴につまって炎症を起こす可能性もあるため、極力眉間に触れないようにすることが大切です。
落ちてくる前髪が邪魔なときはピンで留めて固定し、スプレータイプのスタイリング剤を使うときは額に直接かからないように眉間にティッシュを当てておくなどして、刺激を与えないようにしましょう。

3.毎日の紫外線対策で肌を守りましょう

額の高い部分にある眉間は、紫外線によるダメージを受けがちな場所です。
紫外線を浴びることで余分な角質が肥厚すると、毛穴が詰まりやすくなり、皮脂の排出がスムーズに行われなくなるため、ニキビができやすくなります。
また、紫外線による皮脂の酸化や、活性酸素の発生によってニキビの炎症を悪化させてしまうこともあるため、紫外線対策は必須です。
特に春から夏にかけての外出時は日焼け止めや帽子を活用して、眉間に紫外線が当たらないようにしましょう。

根本的な体質改善には漢方薬が効果的!

眉間のニキビを改善するために、抗菌剤やビタミン剤の服用、外用薬の塗布などの選択肢に加えて、根本的な改善を目的としている漢方薬の服用もオススメです。

特に、今回の相談者様のような症状に悩む方に適した漢方薬は、荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)です。顔に余分な水分や熱が溜まってニキビが起こりやすい方の「気(生命エネルギー)」や「血(血液)」の巡りを良くして炎症を抑え、余分な水分を排出して鼻水や鼻づまりなどの症状も改善してくれる効果があります。
また、脂性肌で腫れて化膿したニキビのある方には、血流の滞りや余分な熱などの「湿熱(しつねつ)」を解消して炎症を改善する効果のある黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)も良いでしょう。

眉間のニキビはむやみに刺激しないことが大切

今回は、眉間のニキビに悩む方のためのセルフケアや漢方薬をご紹介してきました。
何気なく触ってしまいがちな眉間ですが、手指からの雑菌を入らないようにしながら清潔に保ち、紫外線対策をきちんと行うことでニキビの進行や悪化を防ぐようにしましょう。
また、こうした気になるニキビの改善には、漢方薬が大きな効果を発揮した例もたくさんあります。
セルフケアを試してもなかなか改善しない場合は、ぜひお近くの漢方医や漢方薬局に相談してみてくださいね。

中田早苗

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 中田 早苗 薬剤師。認定運動支援薬剤師。就実大学薬学部卒業。病院薬剤師として約7年間勤務後、漢方薬局で2年間勤務。ファスティングマイスターとして100名以上のファスティングをサポート。TiktokやInstagramでファスティング・美腸を普及する活動も行っている。

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