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100歳超えに共通する“腸ルール”とは?健康の鍵は…毎朝のあの1本

腸活

100歳を超えても元気に暮らす人たちには、ある共通した“食の習慣”が見られることがわかってきています。

たとえば、2024年末に116歳で亡くなった糸岡富子さん。彼女の長寿の秘訣は「腸」を意識した食習慣でした。

実はこうした腸を意識した食習慣は、他の長寿者たちにも共通して見られる傾向があるのをご存じでしょうか?

糸岡さんの習慣にあった「乳酸菌」

報道によれば、糸岡さんは乳酸菌飲料を飲んでいたそう。おなじみの乳酸菌飲料「カルピス」を毎朝飲むこと、そしてバナナを食べる。このシンプルな食習慣が、長寿の秘訣だと彼女自身が語っていたそうです。(※1)

乳酸菌は、腸内にすむ多種多様な細菌のバランスに関わる存在として知られています。

とくに近年では、年齢を重ねた後の暮らしと腸内環境との関係性に注目が集まっており、100歳を超える人々の腸内には特徴的な細菌構成があるという報告も出てきています(※2)

“腸を意識する暮らし”は、誰にでもできること

腸は、食べ物の通り道であると同時に、からだの中のさまざまな働きと関わっていると考えられています。また、腸の状態は、その人の食習慣や生活スタイルの影響を受けやすいものです。

「今の自分に合った食事はどんなものだろう?」

「発酵食品や食物繊維、最近食べてるかな?」

そんな小さな問いかけを持つことが、まずは“腸にやさしい”暮らしの第一歩かもしれません。年齢に関わらず、健康や内側からの美に目を向ける人が増えているのも、自然な流れのように感じられます。

忙しい毎日でも、できることから

日々の食事や生活習慣を大切にしたいと思っていても、仕事や家事に追われていると、なかなかすべてに気を配るのは難しいもの。だからこそ、「毎日は難しいけれど、できるときにできることを」が合言葉になる時代です。

たとえば、栄養バランスを考えた食材を、無理のない形で取り入れるのは腸内環境を意識するための第一歩です。

とはいえ、発酵食品や食物繊維を毎日しっかり摂るのは、現実的にはハードルが高い……。

効率よく栄養を摂取したいなら、サプリメントを活用してみるのもよいでしょう。

+αの健康食品を選ぶときは、ビフィズス菌や酪酸菌などの善玉菌、そしてそのエサとなる水溶性食物繊維がしっかり含まれているものを選びましょう。不足しがちなビタミンやミネラルを補うのも忘れずに。パウダータイプを選べば、水やヨーグルトなどに混ぜるだけでサッと手軽に取り入れられますよ。

未来の自分にやさしくなれる、“腸をいたわる”習慣。

今日から、あなたのペースではじめてみませんか。

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【出典・参考】

(※1)「116歳の日本人女性が死去、世界最高齢にブラジルの116歳女性」|Business Insider Japan 

https://www.businessinsider.jp/article/299432

(※2)腸内細菌から産生される健康長寿に関わる胆汁酸|日本医療研究開発機構

https://www.amed.go.jp/news/seika/kenkyu/20210810-02.html

後藤利夫

1988年、東京大学医学部卒業。独自の無麻酔・無痛大腸内視鏡検査法「水浸法」を開発。大腸内視鏡6万件以上無事故のベテラン医師。大腸がん予防から始まった腸内細菌や乳酸菌にも造詣が深く、菌のパワーを使って健康になる方法を各所で伝授し続けている乳酸菌の専門家。

プロフィール

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