ツヤ肌作りたいならこれだけは絶対やって!美容薬剤師が解説
「ツヤ肌」は年齢や肌質を問わず憧れの存在。
でも“テカリ”と“ツヤ”は別物です。ツヤは、肌の内側にうるおいが満ちて表面がなめらかなとき、光を均一に反射して生まれる質感。
だから「ツヤ仕上げ」ファンデを使っても、乾燥やゴワつきがあるとツヤは濁って見えやすいのです。
テカリとツヤの分かれ道は“角質”にある

美容薬剤師としてまず伝えたいのは、ツヤ肌の土台は「肌のバリア機能(=ラメラ構造の働き)」だということ。
角質層の中で水分と油分(細胞間脂質)が整っているほど、うるおいを抱え込みやすく、キメがそろってツヤが出やすくなります。
基本はシンプルで、①洗いすぎない②こすらない③たっぷりと保湿。この3つが“外側ケア”の軸です。
ラメラ構造の主役はセラミドなどの脂質ですが、これは“塗って補うだけ”のものではありません。肌はターンオーバーに合わせて日々つくり替わっているので、ラメラ構造も同じように更新されます。
つまり、ツヤ肌を安定させるには、外側で守るスキンケアに加えて、内側で「つくる材料」がきちんと回る環境づくりが欠かせません。
研究でも注目!腸‐皮膚相関という新常識

そこで重要になるのが腸です。
必須脂肪酸・アミノ酸・ビタミンB群などは、摂っただけで肌に届くわけではなく、腸で吸収されて初めて肌の材料として使われます。
腸内環境が整っているほど栄養が活かされやすく、角質細胞がより良いコンディションで作られやすい。
結果として、肌のうるおいを守る力(=バリア機能)が安定し、ツヤのベースが崩れにくくなります。
さらに、腸と肌のつながりを研究した論文では、腸内細菌が免疫や炎症のバランスに関与し、その影響が皮膚の状態やバリア機能にも及ぶ可能性が明らかにされています。
つまり、司令塔である腸を整えることが美肌への近道になり得る、ということです。
食事で整えるのが理想でも、忙しい毎日では継続が難しいこともありますよね。そんなときは、善玉菌やその働きをサポートする成分を含むサプリメントを上手に取り入れるのも一つの方法です。
腸を整えることは、肌のうるおいを保つ力を内側から支える後押しに。ツヤを“足す”のではなく、ツヤが出る肌を育てる視点で、外と内の両面から整えていきましょう。
【参考文献】Salem I, Ramser A, Isham N, Ghannoum MA: The Gut Microbiome as a Major Regulator of the Gut-Skin Axis. Microorganisms 6(4): 104, 2018.
<この記事の監修者>

水谷 優実
薬剤師・漢方養生指導士。調剤薬局での勤務経験を持ち、薬の専門知識に加え、漢方や栄養学の視点から体質改善をサポート。自身の出産後の不調を改善した経験から、腸内環境を整える重要性を広めている。薬に頼りすぎないセルフケアの提案を行っている。
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