「いつまでも自分の足で」1400人に支持される“頑張らない全自動歩行マシン”ARUKI WALK
人生100年時代といわれる現代において、健康寿命の延伸は誰もが抱く共通の願いです。しかし、加齢や病気によって思うように身体を動かせなくなり、運動習慣が途切れてしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、「睡眠を科学する」をテーマに数々のユニークなヘルスケア製品を手掛けてきたウェザリー・ジャパン株式会社を取材しました。
同社が新たに展開する「歩行」に着目したトレーニングマシン「ARUKI WALK(アルキウォーク)」について、代表取締役の佐々木仁さんにお話を伺います。
目次
健康をトータルで支える企業使命
__本日はよろしくお願いします。御社はこれまで「睡眠を科学する」をミッションに、デジタル耳栓や無重力枕など、睡眠関連の革新的な製品を多く扱われてきました。今回、なぜ「歩行」に関連する製品を手掛けることになったのでしょうか。
「当社は設立以来、世界中のイノベーションに着目し、日本の皆様の睡眠と健康に役立つ製品を発掘・提供してきました。
質の高い睡眠は健康の基盤ですが、同時に日中の活動、つまり『適度な運動』もまた、健康維持や良質な睡眠には欠かせません。
ヘルスケアをトータルで考えたとき、睡眠だけでなく、活動の根幹である『歩く力』をサポートすることも我々の使命だと考えるようになったのです」(佐々木さん/以下同)
__確かに、日中の活動量は睡眠の質にも直結しますね。今回の新商品「ARUKI WALK」は、まさにその「歩く力」にフォーカスした製品ということですね。
「はい。コンセプトは『いつまでも、自分の足で健康に』です。とくに、運動したくても身体的な理由で難しい方や、デスクワークで運動不足を感じている方に向けた、全自動の歩行トレーニングマシンとなっています」

開発の原点は「父の介護」。届かなかったニーズに応える
__開発の背景には、佐々木さんご自身の個人的な体験があったと伺いました。
「実は、私の父が糖尿病を患っておりまして、透析を拒否した結果、一時的に歩行が困難になってしまったことがありました。
医師からはリハビリを勧められたのですが、父はそれも拒んでしまい、ベッドで寝たきりの状態になりかけていたんです」
__それはご家族としても心配な状況でしたね。
「なんとか足を動かしてもらおうと、市販のステッパーなどを勧めてみたのですが、そもそも足の筋力が弱ってしまっている父には、自力で踏み込むタイプの器具は負荷が高すぎて使えなかったのです。
そこで、『高齢で歩きたい気持ちはあるけれど、そのための体力が追いつかない』という段階の人でも使えるものはないかと探し始めました」
__なるほど。健康な人が更に鍛えるための器具ではなく、運動を始めるための「準備」ができる器具が必要だったわけですね。
「その通りです。リハビリの手前、あるいは『歩くための準備運動』ができるような、身体への負担が極限まで少ないマシンが必要だと痛感しました。そこから、自力で漕ぐ必要がなく、足を乗せているだけで勝手に足が動くような機構を持つ製品の開発に着手したのです」

座ったまま足を乗せるだけ。続けられる形にこだわり
__それでは、具体的な商品の特徴について教えてください。「ARUKI WALK」はどのような仕組みでトレーニングを行うのでしょうか。
「最大の特徴は、『努力がいらない』という点です。椅子やソファに座った状態で本体に足を乗せるだけで、全自動でステップが前後に動き、歩行のような運動をサポートします。自分で力を入れて漕ぐ必要がないため、体力に自信がない方でも無理なく使い続けられます」

「はい。動作音も15デシベル以下と非常に静かなので、夜間やマンションなどの集合住宅でも時間を気にせず使っていただけます。
もちろん、ただ動くだけではありません。専用のリモコンでスピードや負荷を調整でき、最大レベルの8段階目にすると、太ももにもしっかりと負荷がかかる設計になっています」

__強い力は要らないけれど、しっかり筋肉を刺激することができるのですね。
「ステッパーよりは強度が弱いですが、足を動かす習慣がない方にとっては、まず『足を動かす』こと自体が重要です。自動モードとマニュアルモードを選択できるので、その日の体調に合わせて無理なく続けていただけると思います」
クラウドファンディングで共感の輪
__ARUKI WALKは、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で先行販売を行い、非常に大きな反響があったそうですね。
「おかげさまで、支援総額は2500万円を超え、1400人以上の方からご支援をいただきました。当初の予想を大きく上回る反響で、プロジェクト期間を延長し、生産体制を再拡大する決断をしたほどです」
__それだけ多くの方が「歩く力」に課題を感じているのでしょうか。
「そう感じています。購入層は中高年の方が中心ですが、実は20代、30代の若い方が、離れて暮らすご両親へのプレゼントとして購入されるケースも非常に多いんです。
『親にはいつまでも自分の足で元気に歩いていてほしい』という願いを込めた健康ギフトとして選ばれていることは、私たちにとっても嬉しい発見でした」

__単なる健康家電という枠を超えて、家族の絆をつなぐアイテムにもなっているのですね。今後の展開についても教えてください。
「この『ARUKI WALK』を通じて、一人でも多くの方が『歩く喜び』を取り戻し、あるいは維持していただけるよう、社会貢献を行う企業として製品を広めていきたいと考えています。皆様の健康寿命の延伸に寄与できるよう、今後も尽力してまいります」
「歩く喜び」をあきらめないでほしい
今回はウェザリー・ジャパン株式会社の佐々木仁さんにお話を伺い、全自動歩行トレーニングマシン「ARUKI WALK」について紹介しました。
お父様に対する佐々木さんの切実な想いから生まれたこの製品は、自力での運動が難しい方にとっての希望の光となるだけでなく、運動不足に悩む現代人の新たな選択肢としても注目されています。
無理なく続けられるこのマシンが、これからの超高齢社会において重要な役割を果たすことを期待します。
<取材協力先>
ウェザリー・ジャパン株式会社
代表取締役 佐々木 仁さん
所在地:東京都渋谷区代々木1丁目49-5 グランリヴィエール101
企業公式サイト:https://weatherly.jp/
商品公式サイト:https://greenfunding.jp/weatherlyjapan/projects/8873
<取材・編集>
健タメ!編集部


