頭に洗濯機!?話題のシャワーヘッド「スカルプファイン」の爽快感と洗浄力に迫る
近年、スキンケアと同様に重要性が叫ばれている「頭皮ケア」。そんな中、SNSを中心に「頭に洗濯機をつくるイメージ」という衝撃的なキャッチコピーで話題をさらっているシャワーヘッドをご存知でしょうか?
そこで今回は、そのユニークな製品『スカルプファイン』を開発した、水栓バルブ発祥の地・岐阜県にある株式会社TKSの広報部課長・佐藤さんにお話を伺います。
開発の裏側や、製品に込められた独自の技術とこだわりについて深く迫ります。
目次
SNSで話題沸騰!「頭に洗濯機」という発想の原点

__まずは『家電大賞2025-2026』への初ノミネート、おめでとうございます。SNSでも「頭に洗濯機」というパワーワードが大きな反響を呼んでいますね。
「ありがとうございます。おかげさまで多くの方に注目していただき、社内でも驚きと喜びの声が上がっています」(佐藤さん/以下同)
__そもそも、なぜ「頭に洗濯機」というインパクトのあるコンセプトが生まれたのでしょうか?
「開発当初から、単に汚れを落とすだけでなく、これまでにない『爽快感』と『洗浄力』を提供したいという強い思いがありました。そこで開発者がイメージしたのが、洗濯機が衣類を洗うときのあのパワフルな水流です。
従来のシャワーでは髪が邪魔をして頭皮まで水が届きにくいことがありますが、この製品はブラシで髪をかき分け、強力な水流を頭皮に『直撃』させます。
渦を巻くような水流で汚れを弾き飛ばすその感覚を表現するのに、『頭に洗濯機をつくる』という言葉がもっとも適していたのです」
__なるほど、たしかに洗濯機の水流は汚れをしっかり落としてくれそうです。その強烈なイメージが多くの人の「頭皮をスッキリさせたい」という潜在的なニーズにマッチしているんですね。
「そうですね。実際に使用された方からも『本当に頭皮が洗われている感覚がある』『今までのシャワーとは全く違う』といったお声をいただいています」
開発の裏側にある「水制御技術」のプライド
__御社は長年、水の制御技術を磨いてこられた企業だと伺いました。今回の『スカルプファイン』にも、その技術は活かされているのでしょうか?
「もちろんです。私たちは1965年の創業以来、水栓バルブ発祥の地である岐阜県山県市(旧:美山町)をルーツに、水の制御技術を研究してきました。今回の製品の核となるのが、独自の『スプラッシュ水流』です」
__スプラッシュ水流、ですか。具体的にはどのような仕組みなのでしょうか?
「散水孔をあえて4つに絞り、そこから大小さまざまな水滴を連射させる仕組みです。取り込んだ空気を高速旋回液流でせん断し、微細な気泡であるファインバブルを発生させながら、旋回流として勢いよく吐水します。
水が膜にならずに『点』で連続して当たるため、ダダダダッという心地よい刺激と、確かな洗浄力を両立させることができました。これは長年培った水制御技術があったからこそ実現できた機構です」
こだわりの「ブラシ一体型」と「+1」の新習慣

__製品を拝見すると、ブラシとシャワーヘッドが一体になっているのが特徴的です。ここにもこだわりがありそうですね。
「はい。ブラシにもこだわりました。全面にバランスよく突起を配置することで、効率よく頭皮の洗浄やマッサージができるよう設計しています。
また、このブラシは簡単に着脱できるのもポイントです。衛生面を考慮して個別にメンテナンスできるようにしたほか、ブラシ単体でシャンプー時のマッサージに使っていただくことも可能です」
__それは便利ですね。さらに今回は「使い分け」を提案されているとか。
「そうなんです。私たちはこれを『+1(プラスワン)』の習慣として提案しています。付属の『カイテキジョイント』を使えば、ご自宅の既存のシャワーヘッドとワンタッチで交換が可能になります。
普段は節水タイプや美容タイプのシャワーを使い、週末や汗をかいた日、リフレッシュしたい時だけ『スカルプファイン』に付け替える。そんな新しいシャワー文化を広めていきたいと考えています」
データが裏付ける「爽快感」と「血行促進」
__感覚的な爽快感だけでなく、機能面での裏付けもあるのでしょうか?
「はい、第三者機関による試験を実施しておりまして、通常のシャワーと比較して皮脂除去率が約15%アップ、頭皮の平均血流量が約5%アップしたというデータが出ています。
また、肌表面温度も約23%アップするという結果もあり、洗浄だけでなく、ブラシの物理的な刺激と温浴効果で頭皮環境を整えるサポートができると考えています」

__冷えや血行不良は頭皮トラブルの元とも言われますから、温まりながらケアできるのは嬉しいですね。開発において苦労された点はありますか?
「ご自宅での普段のシャンプーと、サロンで受ける本格的なヘッドスパのちょうど『間』を実現できるような製品を目指していました。
ただ、前例のない製品でしたので、水流の設計からブラシの構造まで、クリアすべき技術的な課題が山積みでした。
とくにブラシの開発には試行錯誤を重ね、作成した試作品はなんと300種類以上にものぼりました。その中からようやく、最適な形状と硬さを導き出したんです。
さらに、体験価値を高めるため、使用時の『音』にもこだわっています。目を閉じると、まるでヘッドスパを受けているかのような心地よさを感じていただける工夫を施しました。
多機能化が進むシャワーヘッド市場において、あえて単一機能に絞り込み、価格を抑えつつ専門性を高めるという決断も、一つの挑戦でした」

スカルプファインが切り拓く未来のバスタイム
今回は株式会社TKSの佐藤さんにお話を伺い、『スカルプファイン』について紹介しました。「頭に洗濯機」というユニークな発想の裏には、確かな技術力と真摯な製品開発の姿勢がありました。
シャワーヘッドを「使い分けるもの」へと変えていく新しい提案は、私たちのバスタイムをより豊かな時間と体験に変えてくれるかもしれません。気になった方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
<取材協力先>
株式会社TKS
広報部 課長 佐藤様
所在地:岐阜県岐阜市木ノ下町2丁目4番地 TKS BLDG.
企業公式サイト:https://tks-gifu.jp/
商品公式サイト:https://brand.tks-gifu.jp/avanti/scalp-fine/
<取材・編集>
健タメ!編集部


