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【繰り返すニキビ】炎症を抑える分かれ道は?美容薬剤師が教える最優先ケア

腸活

美容薬剤師として相談を受けていると、ニキビの悩みは本当に多いです。

予定がある日ほど目立つ気がするし、隠そうとしても上手くいかないと、さらにブルーになりますよね。


ニキビ跡の分かれ道は“炎症の深さ”


ニキビができたとき、まず最優先にしてほしいのは“特別なケア”ではなく、触らないことです。

気になってつい指で確かめたり、潰したりすると、炎症が深くなりやすく、治りが遅れる原因になります。早い段階で炎症を鎮火させることが大切です。

もうひとつ大事なのが、炎症を真皮まで入れないという考え方。

表皮は約28日で生まれ変わりますが、真皮の入れ替わりは約3〜5年といわれるほどゆっくり。真皮までダメージが及ぶと、赤みや色素沈着が自然に薄くなるまで数ヶ月〜数年かかることもあります。

だからこそニキビは“攻めのケア”を増やすより、まずは炎症を落ち着かせる守りケアが最優先なのです。

くり返すニキビには「腸活」

そして、ニキビは毛穴の問題だけではありません。体の中の炎症コンディションにも左右されます。

ここで取り入れたいのが腸活。腸内環境が整うと炎症が起きにくい状態に寄りやすい——この「腸‐皮膚相関」の視点が最近注目されています。

研究では軽〜中等度の顔ニキビの人が、プロバイオティクスを一定期間取り入れたところ、重症度や病変数、赤みなどが改善傾向にあったという報告もあります。

まずは食事と睡眠を整えることから始めてみてください。

食物繊維はきのこや海藻、豆類、オートミールやもち麦で取りやすいので、いつもの食事に少しプラスしてみて。発酵食品も納豆、味噌、ヨーグルトなどを毎日少しずつ。

睡眠が乱れた日は、体も炎症モードに傾きやすいので、せめて甘い飲み物は控えて水分を意識してとるだけでも違います。

とはいえ毎日は難しいからこそ、サプリメントを“習慣の助け”として使うのも一案。食事が整わない日でも、内側ケアのリズムを崩しにくくなるのがサプリの良さです。

「またニキビ…」の日ほど、肌も心も疲れますよね。でも、肌はちゃんと立て直せます。今日できる小さな一歩を積み重ねて、明日の自分が少しラクになる流れを一緒に作っていきましょう。

【参考文献】Rinaldi F, Marotta L, Mascolo A, Amoruso A, Pane M, Giuliani G, Pinto D: Facial Acne: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Study on the Clinical Efficacy of a Symbiotic Dietary Supplement. Dermatol Ther (Heidelb) 12(2): 577–589, 2022.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35061237/

<この記事の監修者>

水谷 優実

薬剤師・漢方養生指導士。調剤薬局での勤務経験を持ち、薬の専門知識に加え、漢方や栄養学の視点から体質改善をサポート。自身の出産後の不調を改善した経験から、腸内環境を整える重要性を広めている。薬に頼りすぎないセルフケアの提案を行っている。
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