一滴の水も加えない!話題の濃厚発酵「バイエムコーソCエキス」老舗開発メーカーを直撃取材
健康や美容を意識して酵素ドリンクを取り入れる女性が増えています。しかし、その中身をしっかり確認したことはありますか?実は市場の製品の中には、水や液糖で薄められているものも少なくありません。そんな中、創業から70年もの間、発酵技術と向き合い、水や液糖を一切使わない製品を作り続けている企業があります。
今回は、純植物性発酵飲料の開発・製造を行う島本微生物工業株式会社の清水さんにお話を伺い、職人的こだわりの真髄に迫ります。
原点は戦後の畑。土の中の生態系を人間の健康へ昇華させるまで
__御社は創業70年という長い歴史をお持ちですが、もともとはどのような事業からスタートされたのでしょうか?
「私たちの出発点は、戦後の食料難における農業の土づくりです。かつて農薬や化学肥料の乱用でおかしくなった土を元に戻したいという農家さんの思いから、木材を堆肥化する発酵技術を生み出しました」(清水さん/以下同)
__農業の土づくりから、人間のための健康食品へどのように繋がっていったのですか?
「土の中の微生物が独自の生態系を築き、植物に有益な物質を作り出すように、発酵は素晴らしい恩恵をもたらします。環境に配慮した農業を追求する中で、『野菜や植物に良いものは人間にも必ず良いはずだ』と考え、人間の健康に寄与する発酵健康食品の開発へと発展していきました」
水や液糖は一切不使用!「原液」へのこだわり
__今回注目している「バイエムコーソCエキス」ですが、どのような特長があるのでしょうか?
「主原料は、自社農場や国内契約農場で栽培された日本で昔から食されてきた果物や植物です。これら国内産の果実・植物から細胞液を抽出し、種類ごとに発酵させ1年以上熟成させた純植物性発酵飲料です」
__水が一滴も使われていない、果実・植物の細胞液というのは驚きです。
「はい。旬の果物や野菜から浸透圧の技術で細胞液を抽出したものを発酵熟成させています。粉末タイプの製品はどうしても成形のために原料を染み込ませるプロセスが必要になりますが、原液である液体タイプの方が機能性成分の含有量を高く保てるのです。メーカー直販の体制をとることで、濃厚でありながらも続けやすい価格設定を実現しています」
単なる甘みではない甜菜糖の役割。発酵の最適解を求める丁寧な手仕事
__製品づくりにおいて、特にこだわっている点やご苦労されている点はありますか?
「果物や野菜を種類ごとに別々に発酵させそれをブレンドしている点です。香料や着色料は一切使用していません。そのため、ワインのように収穫年や季節によって味や色が多少変化することがあります」
__なるほど、自然由来だからこその変化なのですね。
「そうです。お客様には自然由来の証拠としてご説明し、ご理解いただいています。また、製品には原料の抽出工程で北海道産の甜菜糖を使用していますが、これは単なる甘みづけではありません。保存性を高め、有害な雑菌の繁殖を抑えつつ、発酵に適した環境を維持するために必要不可欠なものなのです」
経験則に科学の裏付けを。短鎖脂肪酸の研究で見据える次のステージ

__OEMメーカーとしての専門的な知見が、自社製品づくりに活きているのですね。
「私たちは70年にわたり、原料にこだわった製品を製造してきました。大量生産には向かないかもしれませんが、一つひとつ丁寧に発酵と向き合う確かな強みを持っています」
__今後の新たな取り組みなどがあれば教えてください。
「現在、私たちの発酵ドリンクに含まれる『短鎖脂肪酸』の科学的な分析調査を進めようとしています。短鎖脂肪酸は健康維持への寄与の研究が進められており、専門機関でしっかりとしたエビデンスを取得することで、これまでの経験則だけでなく、科学的な裏付けに基づいた新たな価値をお客様に提供していきたいと考えています」
ごまかしのない一杯を日常に!70年の歴史が裏打ちする品質
今回は島本微生物工業株式会社の清水さんにお話を伺い、70年にわたる発酵技術の歴史と、水や液糖を一切使わない濃厚な製品づくりへのこだわりについてご紹介しました。
農業の土づくりから始まった「自然の力を最大限に生かす」という哲学は、形を変えて私たちの健康を支えてくれています。毎日の習慣として取り入れるものだからこそ、開発者の思いや背景を知り、本質的な製品選びをしてみてはいかがでしょうか。

<取材協力先>
企業名:島本微生物工業株式会社
担当者:食品生産課 課長 清水 良太 様
所在地:滋賀県甲賀市水口町本丸1番23号
企業公式サイト:https://bym-kouso.jp
商品URL:https://kousonosekai.jp/SHOP/F009.html
<取材・編集>
健タメ!編集部


