屋久島の畑から生まれた胃腸薬。創業92年の恵命堂が「ガジュツ83%配合」にこだわり続ける理由
年齢を重ねるにつれ、「すぐお腹がもたれる」「大好きな食事が思いきり楽しめない」と密かに悩んでいませんか?その原因は、加齢に伴う胃腸の機能低下にあるかもしれません。
そこで今回は、生薬「ガジュツ」を主成分とした胃腸薬を展開し、原料となる畑の栽培から製造まで徹底した一貫生産を手がける株式会社恵命堂の代表取締役社長の柴さんに、胃腸から健康を立て直す秘訣を伺いました。
島民の知恵を全国の常備薬へ。92年の軌跡
__恵命堂さんは、今年で創業92年目を迎えられるのですね。その長い歴史と、胃腸薬「恵命我神散」が誕生した背景について教えていただけますでしょうか?
「はい。私たちの理念は『病に苦しむ人を助け、命を救うことほど尊い事業はない』という創業者である柴の強い思いにあります。創業者は世界自然遺産でもある鹿児島県の屋久島で生まれ、海軍に勤めたのち、再び屋久島へ戻ってきました。当時、屋久島では生薬である『ガジュツ』が、民間療法として胃腸の調子を整えるために古くから使われていたのです。それを活かして人々の健康に貢献したいと、恵命我神散を創製したのが始まりです」(柴さん/以下同)
__昔から島の人々に愛されてきた民間療法がルーツなのですね。最初はどのように広まっていったのでしょうか?
「初めは家庭に置く配置薬として全国で使われていました。それから時代を経て、薬局や薬店、そしてドラッグストアなどへと徐々に販路を移動していきました。お客様一人ひとりに生薬の特徴をご説明し、納得していただいた上で買っていただくという、対面でのコミュニケーションを大切にしながら、92年という長い歳月を歩んできたのです」
独特な苦味が良薬の証!「紫ウコン」の底力

__恵命我神散の主成分である「ガジュツ」とは、どのような生薬なのでしょうか?その特徴について詳しく教えてください。
「ガジュツは、ウコンの仲間でショウガ科の植物です。別名『紫ウコン』とも呼ばれています。恵命我神散はこの屋久島・種子島産のガジュツをなんと約83%も配合しているのが大きな特徴です。そのほかに、胃・消化管粘膜を保護する北海道産の真昆布、そしてウコンやショウキョウといった自然の生薬だけで作られた胃腸薬なのです」
__自然由来の生薬がぎゅっと詰まっているのですね。具体的には、胃もたれやお腹のはりにどのように働きかけてくれるのでしょうか?
「主成分のガジュツには、胃の働きを活発にさせ、脂肪の消化を助ける胆汁分泌を促進し、胃粘膜を修復するはたらきがあります。特に、胃の働きが弱く、胃がもたれた感じの症状がある方に優れた効き目を発揮します。
服用すると最初に独特の強い苦味が広がり、その後にスーッとする清涼感がやってきます。まさに『良薬は口に苦し』を体現したような、お腹から清々しくなる飲み心地を実感していただけると思います」

__実際に愛飲されている方からは、どのような声が届いていますか?
「毎日飲まれているお客様からは、胃もたれがスッキリして『避けていた好物をまた食べられるようになった』『食事がおいしく感じる』といった喜びの声をたくさんいただいています。もちろん感じ方には個人差がありますが、毎日の健康管理に役立てていただけるのはとても嬉しいです」
胃腸薬の品質は畑で決まる?

__原料だけでなく、製造工程にも並々ならぬこだわりがあると伺いました。
「私たちは『恵命我神散の品質は畑で決まる』と考えています。どんなに素晴らしい生薬であっても、原料そのものの質が良く、植物本来の薬効が最大限に引き出されていなければ意味がありません。そのため私たちは、処方を構成する基原植物の栽培から、生薬への乾燥調製、そして最終製品としての製薬工程にいたるまで、自社グループによる一貫体制で製造しています」
__お薬の品質が「畑」で決まるとは、まさに常識を覆すものづくりですね。一貫体制で製造する上で、特にどのような点に苦労されるのでしょうか?
「もっとも苦労し、同時にこだわっているのは、生薬が持つ優れた薬効を100%保持しながら製品加工をすることです。デリケートな植物のチカラを完全な形で製品に閉じ込めるため、温度管理や乾燥のタイミングなど、細部まで徹底して調整を行っています。
畑からお客様の手元に届くまで、すべての工程に責任を持つこの品質への執念こそが、長年愛され続けてきた信頼の証だと思っています」
忙しい女性の暮らしを彩る「ガジュツの会社」へ

__これまで長い歴史を紡いでこられた恵命堂さんですが、今後はどのようなブランドを目指していくのでしょうか
「今後は、これまでの『胃腸薬メーカー』という枠組みを超えて、広く『ガジュツの会社』としてのポジションを業界で確立していきたいと考えています。そのために、これまでに培った知見を活かし、ガジュツを使った飴やサプリメント、お香、化粧品、さらには食品など、人々のライフスタイルに寄り添う多様な新商品の開発にも挑戦していく予定です」
__お薬だけでなく、生活のさまざまなシーンでガジュツのチカラを取り入れられるようになるのですね。大人女性にとっても非常に楽しみな展開です。
「ありがとうございます。特に30代から50代の女性は、仕事や家庭など日常の忙しさから、胃もたれや便通、お腹のはりなど、人には言いにくい胃腸のお悩みを抱えがちです。そんな方々の体調を内側からすこやかに整え、製品のストーリーを通して皆様の暮らしに寄り添える存在でありたいと願っています。ガジュツの力を身近に感じていただきながら、笑顔で食事ができる喜びをこれからもお届けし続けたいですね」
屋久島の恵みを日々の健康管理に
今回は株式会社恵命堂の柴さんにお話を伺い、自然の恵みを活かした「恵命我神散」のこだわりと「ガジュツ」の可能性についてご紹介しました。
畑から製薬までの一貫生産が生み出す本格的な胃腸薬の裏側には、創業から変わらない「命を救う」という熱い思いがありました。あなたも、屋久島が育んだガジュツのチカラを取り入れて、お腹の底からすこやかな毎日を始めてみませんか?
<取材協力先>
株式会社恵命堂
代表取締役社長 柴 嘉亮 様
所在地:東京都中央区湊1-6-11 ACN八丁堀ビル8F
企業公式サイト:https://www.keimeido.co.jp/
商品URL:https://www.keimeido.co.jp/gashinsan/
<取材・編集>
健タメ!編集部


