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年齢は同じでも老化は2倍差?見た目年齢の真実を研究が解明

腸活

同じ年齢でも、若々しく元気な人がいる一方で、実年齢より上に見える人もいますよね。

この違いを科学的に説明したのが、アメリカの大学で老化や脳の働きを研究しているマクスウェル・L・エリオット氏らの大規模研究です。

あなたの老化は早い?遅い?POAという新しい指標

この研究で注目されたのが、POA(Pace of Aging)=老化の進行速度という考え方。

POAは「何歳か」ではなく、「1年で体がどれくらい老化するか」を評価する指標です。筋力、歩行速度、内臓や脳の機能、血液バイオマーカーなど複数のデータをもとに算出されます。

研究では、同じ年齢の中年期成人でも、POAには0.4倍から2倍以上という大きな個人差があることが明らかになりました。

つまり、1年でゆっくりしか老化しない人もいれば、同じ1年で急速に老化が進む人もいるのです。

さらに、POAが低い人ほど顔の印象が若く、身体機能も良好であることが示されました。見た目の若さは、体の内側の状態を反映した結果だと考えられます。

重要なのは、この差が高齢期ではなく、40代という中年期ですでに現れている点。老化は突然始まるものではなく、日々の生活習慣の積み重ねによって静かに加速したり、緩やかになったりします。

POAを意識するなら、まず整えたい腸内環境

そこで、美容薬剤師として注目しているのが腸内環境です。腸内細菌が生み出す酪酸(らくさん)などの短鎖脂肪酸は、年齢を重ねても健やかな状態を保つ人に多い傾向が報告されています。

腸は栄養吸収だけでなく、体全体のコンディションを支える重要な土台なのです。

腸内環境を整えるために必要な食物繊維量は、毎日ごぼう約2本分が目安と言われています。理想的ではありますが、忙しい日常の中でこれを食事だけで続けるのは、正直ハードルが高いものですよね。

「もっと手軽に済ませたい…」そんなときには、サプリメントを活用するのも一つの方法です。

腸活は、短期間で結果を求めるものではなく、毎日続けることが何より大切。だからこそ、頑張りすぎず、無理なく続けやすい形を選んでくださいね。

老けてから対策するのではなく、POAを意識した“老けない準備”を、今から。

未来の自分のために、腸から整える習慣を始めてみませんか。

【参考文献】Elliott ML, et al: Disparities in the pace of biological aging among midlife adults of the same chronological age have implications for future frailty risk and policy. Nat Aging 1(3): 295–308, 2021.

Disparities in the pace of biological aging among midlife … – PubMed

<この記事の監修者>

水谷 優実

美容薬剤師・漢方養生指導士。

調剤薬局での勤務経験を持ち、薬学の知識と美容の専門性をかけ合わせた視点で活動。流行に左右されない、科学的根拠に基づく美容とセルフケアを発信している。出産後の体調不良をきっかけに腸内環境の重要性を実感し、漢方や栄養学の視点から体質改善をサポート。フェイシャルエステサロンを運営し、内側から美しさを育てるケアを提案している。


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