漢方は効くまで時間がかかる?更年期に知っておきたい漢方薬の効き方
※提供:あんしん漢方
慢性的に続くほてりや肩こり、疲れやすさ……そんな不調を抱えているなら、漢方薬でのケアも選択肢のひとつ。
とはいえ、不調が続いていると、少しでも早く楽になりたいと思うもの。漢方薬は効果が実感できるまでに時間がかかると知り「何か月も飲み続けなければ意味がないのなら、別のケアをしたほうがいいのでは?」と思う人もいるでしょう。
結論からいえば、漢方薬の効き方は一律ではありません。比較的早く変化を感じる場合もあれば、状態を確認しながら時間をかけて使う場合もあります。漢方薬を効果的に取り入れるために、漢方薬の効き方の特徴を知りましょう。
「漢方は効くまで遅い」は半分正解、半分誤解

漢方薬の効果が現れるまでの期間は、漢方薬の種類だけで決まるものではありません。対象となる病気や症状、体質、不調が続いている期間、生活習慣など、さまざまな要因によって異なります。
急性の症状に対して比較的早く効果が現れる漢方薬がある一方、慢性的な不調に対してゆっくり効き、変化を感じるまでに時間がかかる場合もあります。
漢方薬を服用する際は「効くまでに必ず数か月かかる」、「何日で効く」と考えるのではなく、「朝の重だるさが少し軽減した」、「夜中に起きる回数が減った」など小さな変化に目を向けてみましょう。
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同じ不調でも、選ばれる漢方薬は違う
漢方では、病名やひとつの症状だけでなく、その時点の心身全体の状態を示す「証」をもとに処方を考えます。
たとえば、一口に更年期の不調といっても、用いられる漢方薬は「加味逍遙散(かみしょうようさん)」、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」などさまざまな種類があります。
同じ「ほてり」の症状がある場合でも、手足の冷えを伴う人、イライラが強い人、疲労感やめまいが目立つ人では、適した処方が異なる可能性があるのです。
口コミで人気の漢方薬や、家族や友人からすすめられた漢方薬を自己判断で選んでも、自分の状態と合わなければ期待する効果が得られないことがあります。
漢方薬が効かないと感じるときは、処方の見直しをしてみましょう。
漢方薬を上手に活用するためのセルフケア

漢方薬をセルフケアに取り入れる際には、まずは気になる症状や冷え・のぼせの有無、気分の変化などを記録して、自分のからだの状態を把握しましょう。その情報をもとに、自分の状態に合った漢方薬を選ぶことが大切です。
自己判断で量を増やすと、副作用のリスクが高まる場合があります。効き目が弱いと感じても勝手に量や服用頻度を増やしたりするのではなく、添付文書や医師、薬剤師の指示に従いましょう。
また、漢方薬だけに頼るのではなく、食事や睡眠などの生活習慣を整えることも欠かせません。栄養バランスのいい食事や、十分な睡眠時間の確保、適度な運動など、生活習慣を整えることも意識しましょう。
「効かないから続ける」も「すぐやめる」も避けて

服用後に変化を感じないときは、自己判断で漫然と続けるのではなく医師や薬剤師へ相談しましょう。反対に、少し調子がよくなったからと急に中止すると症状が再び現れる場合もあります。
また、漢方薬にも副作用があります。食欲不振や胃もたれ、腹痛など普段と違う症状が現れた場合は服用を中止し、専門家に相談しましょう。
専門家と漢方を活用する選択肢

漢方薬を効果的に活用する近道は長く飲むことではなく、今の症状や体質に合った処方を選び、経過を確認すること。
専門家へ相談する際は、とくに困っている症状、いつから続いているか、冷えやほてりの有無、睡眠や便通、現在服用している薬やサプリメントなどを伝えましょう。漢方に詳しい専門家は、こうした情報から一人ひとりの状態を確認し、適切な処方や養生法を検討します。
オンライン漢方サービス「あんしん漢方」では、漢方薬に詳しい医師や薬剤師が現在の状態に応じた漢方薬を提案します。自宅にいながら専門家に相談できるため、通院の時間を取りにくい人や、市販の漢方薬を一人で選ぶことに不安がある人にも取り入れやすいのが特徴です。
漢方薬は「何か月も我慢して結果を待つもの」と考えず、小さな変化を確認しながら、自分に合う使い方を専門家と探してみてはいかがでしょうか。


